普遍的なデザインが人々を惹きつけてきた英国の老舗『アクアスキュータム』のトレンチコート。その原型は、第一次世界大戦中に作られて英国軍の将校たちが着用したコートにあるといわれている。そんな歴史を持つトレンチコートには、クラブチェックと呼ばれる格子柄の裏地が施されている。
ネイビー、ブラウン、ベージュの3色からなるクラブチェックが、トレンチコートの裏地に採用されたのは1976年。同社の創業125周年を記念して、ひと目で『アクアスキュータム』とわかる柄として考案されたものだった。以来、シャツやアクセサリーなどコート以外の品々にも採用され、『アクアスキュータム』を象徴する柄として愛されてきた。
この秋登場するのは、そのクラブチェックを大きな柄にして表現したカジュアルなジャケット(上画像)。定番スタイルのスポーティなジャケットを始め、シャツ、アクセサリー類も揃う(下画像)。クラブチェックの不変の魅力を様々なスタイルで着こなしたい。
公式サイト:https://andaq.jp/
オンラインショップ:https://aquascutum.jp/
インスタグラム:https://www.instagram.com/aquascutum_japan/
問い合わせ先/オッジ・インターナショナル aquascutum-press@oggi-inter.co.jp
取材・文/堀けいこ 撮影/稲田美嗣
※この記事は『サライ』本誌2023年9月号より転載しました。
トラベルポーチにもなる『アクアスキュータム お薬手帳ケース』【『サライ』9月号特別付録】
イギリスで誕生した服飾ブランド『アクアスキュータム』
『アクアスキュータム』は、1851年に英国で誕生。世界で初めて防水ウール生地を開発し、1897年には英国王室よりロイヤルワラント(王室御用達)を獲得した、老舗服飾ブランドである。
『サライ』9月号の特別付録は、この名門ブランドとのコラボで生まれたポーチを作製しました。
※付録の記事は『サライ』本誌2023年9月号より転載しました。撮影/稲田美嗣、黒石あみ