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誰もが新型コロナウイルスの影響を受ける中、2021年卒で就職活動をしている学生が大変であることは想像に難くありません。新卒採用支援事業を展開するディグ株式会社(https://diginc.jp/)が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2021卒で活動している就活生に就活状況のアンケート調査を行いました。就活生のいるご家庭でも心配をされていることと思います。現在の就活状況をアンケート結果とともに見ていきましょう。

■現在の就活状況、約70%以上の学生がなんとなくながらも就活中

「現在の就活状況についてどのように感じていますか?」と聞いたところ、53.6%が「不安ではあるがなんとか就活をしている」、次いで20.3%が「あまり就活はできていない」、9.2%が「それなりに順調に進んでいると思う」、同じく9.2%が「(コロナの影響で)就活をお休みしている」、7.8%が「既に内定済みで就活を終了している」と回答しています。

《順調であると回答した主な理由》
「WEBで説明会・選考に参加でき、一定ラインまで進んでいるから」
「WEB説明会にとにかく参加。数を増やしているから」
「早くから活動し、内定も獲得できているから」

《順調ではないと回答した主な理由》
「説明会の中止、延期が多いから」
「選考が一旦停止になり進まないから(選考日程待ちが複数社)」
「外出を自粛しているから」

■WEB説明会参加は91%以上が経験済み、1時間程度かつ参加型説明会が好評価

「これまで何社位のWEB説明会に参加しましたか?」と聞いたところ、5社〜10社未満が38.5%と最も多く、次いで5社未満が26.9%と続きました。WEB説明会については91%の学生が経験をしているようです。
また、「WEB説明会の開催時間はどれくらいの長さが適切だと感じますか?」と聞いたところ、67.6%が説明会30分、質疑応答15分の1時間程度で終わる説明会が適切だと思っているようです。

《参加したWEB説明会で良かった事例や良かった内容(複数意見を抜粋)》
「社内の様子を見せてくれたり、社員座談会をしてくれた」
「音声での質問ができなかった際チャットで受け付けてくれた。また、リアルタイムで質問に答えてくれた」

《参加したWEB説明会で不満だった事例や良くなかった内容(複数意見を抜粋)》
「資料がなく、口頭説明のみで人事の一人語りの説明会」
「映像に変化がなく、会社の雰囲気が全くわからなかった」
「企業の通信環境が不安定であった」
「ナビやHPに載っている情報が中心だった」

《現在の就活について不安に感じていることや採用担当者に知って欲しいこと》
「新卒の採用人数を変更したことや採用を停止していることを細かく発信してほしい」
「内定取り消しが今後増えていくのか。WEBでの選考が続くため、会社の雰囲気を知ることができないのが不安」
「会社での面接を実施する企業に対して、この状況下で呼ぶなんて、と不信感を感じてしまう」

■エントリー数や説明会予約向上のPOINTとは?

2月末〜3月の大規模な合同説明会の中止により、業界や業種の選択幅を広げる機会がないまま就活に突入している学生が多く見受けられます。一方で待遇などの条件面を重視しない学生は、ナビサイトなどの、説明会日程検索やWEBで選考を実施している企業特集のリンクから、新たな企業の発見が期待できます。

会社側は、WEB説明会を数多く開催することだけでなく、その後の選考もWEBで受けられることを選考フローに明記することがエントリー獲得や説明会予約につながっています。
<印象の良いWEB説明会実施のPOINT>
・ 質疑応答がリアルタイムできる
・ 社内の雰囲気が映像でよく伝わる
・ ツールや流れの説明が丁寧である
・ 説明会でしか得られない情報がある
・ 1時間〜1時間半程度で終了する

ライブ・録画配信いずれでも学生の評価に大きく差はありませんが、疑問や質問に対応してくれるかなど、企業から発信のみの一方通行ではなく、双方向でコミュニケーションが取れていると満足度が高まります。
また、説明会に参加しなければ得られない社内の雰囲気や社員の人柄などへのニーズも、志望度へ直結します。
そのため、録画配信の場合でも、質問チャットを設置するなどして、学生が企業理解がしやすい支援を積極的に行うことや、会話ができているような演出をすることが有効です。

■今年の就活で会社側ができることとは?

WEB説明会に10社以上参加している学生の殆どが「不安ではあるが、なんとなく就活している」と回答した学生であり、内定獲得学生や順調であると回答した学生の多くはWEB説明会参加社数は10社未満にとどまっています。そのため、志望動機UPに繋がる仕掛けが必要となります。
早期採用成功企業からの学びとして、「座談会や質問会、面談を多く設ける」「求める人物像を丁寧に解説する」「社内からの中継や先輩社員への質疑応答チャット」「WEB説明会のアーカイブや資料を参加者に共有する」など、自社の情報が細かく伝達され、学生が働くイメージを持ちやすくすることが有効です。
選社軸が曖昧で不安を抱えたまま行動し、その行動量で就活している感覚を持っている学生が多いため、短時間で複数回接触しやすいWEBの強みをうまく活用して、学生への寄り添いを実現できると志望度が高まるようです。

内定取り消しや内定時期に対する不安も多くあるようなので、会社側は、選考フローや採用計画の変更はできる限りナビサイトや 採用HPの見えやすい場所に記載するのがいいでしょう。

***

新型コロナウイルスの影響を受けての就職活動は、就活生はもちろん、採用する会社側にも戸惑いがあります。しかし、こうしたときだからこそ、人間性や会社の度量がよく見えるものです。置かれている状況は皆同じ、そんな中でも工夫して頑張る就活生を応援したいですね。

【調査名称:<4月>新型コロナウィルスの感染拡大に伴う就活への影響アンケート】
対象:弊社就活支援サービスを利用している2021卒の就活生
回答者数:157名
実施期間:2020年4月22日〜4月26日

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