東北新幹線の盛岡駅〜八戸駅間は、令和4年(2022)12月1日に開業20年を迎え、同3日、八戸駅で記念行事が行なわれた。
東北新幹線が大宮駅〜盛岡駅間で開業したのは昭和57年(1982)6月だった。同年の11月には大宮駅〜新潟駅間で上越新幹線も開業し、首都圏から北へ向かう新幹線が走り始めた。両新幹線とも豪雪地帯を走行するため、融雪用スプリンクラーを採用した。
今ではともに東京駅を発着する。
山が入り組む盛岡駅〜八戸駅間は、直線ルートとなるようほとんどの区間がトンネルである。
上越・東北新幹線鳥瞰図 昭和57年(1982)
平成28年(2016)には新青森駅から津軽海峡を越えて新函館北斗駅まで北海道新幹線が開業し、札幌駅までの延伸開業は令和12年度(2030)を予定している。
文/遠藤則男 撮影/藤岡雅樹(小学館写真室)
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※この記事は『サライ』本誌2023年2月号より転載しました。