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文/川口陽海

ギックリ腰を早く治す!やっていいこと悪いこと完璧対応マニュアル

身体をちょっとひねった拍子に『うっ・・・』
下に落ちたものを拾おうとかがんだら『あっ・・・』
重い物を持った拍子に『ギクッ!』

この時期少し冷えてきたりすると、このようにふとした拍子に、いわゆるギックリ腰をおこす方が増えてきます。

もしあなたがギックリ腰になってしまったら…、できるだけ早く治したいですよね?

腰痛トレーニング研究所 にも、この時期にはギックリ腰の問い合わせが増えてきます。

今回の腰痛改善教室は、ギックリ腰になってしまった際に、速やかに回復させるため自分で出来る方法をお伝えしたいと思います。

ギックリ腰とは

ギックリ腰(ぎっくり腰)とは『急性腰痛症』の俗称です。

急性腰痛症(きゅうせいようつうしょう)は、突然腰部に疼痛が走る疾患で、関節捻挫・筋肉の損傷・筋膜性炎症などの症状をいう。
俗称はぎっくり腰(ぎっくりごし)。地方によっては「びっくり腰」とも呼ばれ、欧米ではその病態から「魔女の一撃」とも呼ばれている。
ウィキペディアより

危険な症状

ほとんどの『ギックリ腰(急性腰痛症)』はあまり心配ありません。

しかし、中には危険な病気やケガが原因で腰痛がおこり、場合によっては命に関わることもあります。

例えば骨折、悪性腫瘍、脊椎感染症、解離性大動脈瘤、強直性脊椎炎、馬尾症候群、腎臓結石・尿管結石、膵炎(すい炎)、婦人科系の病気などです。

次の項目にいくつか該当するものがあれば、病院で精密検査を受けることをおすすめします。

◆最近高い所から落ちたり、交通事故にあったりした
◆絶えず痛みがある(夜間も痛む、楽な姿勢がない、動作と無関係に痛むなど)
◆胸にも痛みがある
◆悪性腫瘍の病歴がある
◆長期間ステロイド剤を使用している、または使用していた
◆覚せい剤などの静脈注射、免疫抑制剤の使用、HIV陽性
◆全般的に体調が悪い
◆原因不明で体重が減少している
◆腰を前に屈めることができない、その状態が続いている
◆背骨を叩くと痛みがある
◆身体が変形している
◆発熱がある
◆排尿しづらい、残尿感、尿失禁、便失禁、肛門や会陰部の感覚消失などがある

あてはまるものがあったとしても必ずしも危険な病気があるとは限りませんが、検査をしなければ判定が出来ません。安心するためにも病院で検査を受けましょう。

万が一危険な病気やケガが見つかった場合は、医師の指示に従い、腰痛そのものより原因となっている病気やケガの治療に専念してください。

ギックリ腰の一般的な経過

ギックリ腰になってしまったら、はじめはかなり痛みがあり、不安もあると思います。

一刻も早く治したい、痛みをなくしたいと思われるでしょうが、腰痛も風邪を引いたときと同じように治るプロセスというものがあります。

ギックリ腰は、『3日激しく痛んで1週間で治まる』というのが一般的な経過です。

腰を痛めた直後の2~3日はかなり強い痛みに襲われます。

しかし日に日に痛みは薄れていき、1週間程度で痛みはかなり楽になります。

1週間以内に約40%の人が回復し、3週間で60~85%、6週間以内に90%の人が回復するというデータがあります。

1か月から1か月半でほとんどの人が完治するということです。

でも場合によってはなかなか治らず、慢性化してしまうこともあります。

はじめの3~7日間の過ごし方で順調に回復するか、長引いてしまうかが決まります。

ではどのような過ごし方をしたら良いのでしょうか?

【次ページに続きます】

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