7月に入り、今年も紫外線が気になる季節になりました。そろそろ本格的に紫外線対策をしようとお考えの方も多いでしょう。紫外線は肌の炎症やシミ、そばかすなどの原因になるだけでなく、シワやタルミなどを促してしまうと言われています。株式会社sizebook(https://sizebook.co.jp/index.html)が行った、30代~50代の女性モデルを対象とした「モデルとしての美容へのこだわり」に関する調査結果を、日頃のエイジングケア(年齢に応じたケア)や紫外線対策の参考にしましょう。
■モデルの“毎月の美容コスト”って ? 私たちと差がある? ない?
「美容に毎月いくらくらいかけていますか?」と質問したところ、「10,000円~20,000円未満」(18.8%)と回答した方が最も多く、以下「20,000円~30,000円未満」(17.1%)、「10,000円未満」(15.1%)と、続きました。多くのモデルさんが、1か月あたり10,000円~30,000円を美容にかけてることがわりました。“美”を維持するためには、やはり“コスト”がかかります。
■紫外線対策を本格的にするのはいつですか?
美容にお金をかけているモデルさんは、お肌の大敵、紫外線対策はいつから始めているのでしょうか。そこで、「毎年いつ頃から本格的に紫外線対策を始めていますか?」と質問したところ、「一年中」(54.5%)と回答した方が最も多く、次いで「春(3月~5月)」(24.8%)、「夏(6月~8月)」(14.1%)、「秋(9月~11月)」(5.4%)、「冬(12月~2月)」(1.2%)と続きました。
半数以上の方が一年中紫外線対策をしています。強弱はありますが、紫外線は冬でも雨の日でも降り注いでいますし、屋内にもガラス越しに届きます。紫外線が肌に与えるダメージを考えると、一年中日焼け止めを使った方が良さそうです。
紫外線対策には、日焼け止めや日傘、帽子、サングラスといったアイテムを使う方が多くいました。日焼け止めは“SPF50・PA++++”と、ハイスペックのものを使用している方が多く、「絶対に焼きたくない!」という気概が伺えます。
■紫外線が強い季節は夜のケアを丁寧に
モデルの皆さんの夜のスキンケアの考え方は、このようになっています。
・日中に日焼け対策をしていても、どうしても焼けてしまっていると思うので、夜きちんと化粧水などで冷やしてダメージを鎮静化させることが大事だと思う(30代)
・エンジングケアで年齢を重ねた肌にうるおいを与え、メラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐことが大切(40代)
・昼間浴びた紫外線を蓄積させないよう、保湿して、肌を休め、また再生能力を補助するといった意味合い(50代)
主な理由として、紫外線によって受けたダメージの沈静化と、メラニン生成を抑制することが挙げられました。
それでは、特に紫外線の強い季節のスキンケアはどうしているのでしょうか。
回答の多いものから、 「ビタミンCが豊富な果物など抗酸化作用のある食べ物を摂る」「優しく丁寧に洗顔する」「ヒアルロン酸やコラーゲンなどが配合された化粧品でしっかりと保湿する」「ビタミンCなどが配合された化粧品で抗酸化作用を促す」と続きました。
紫外線の強い時期は、スキンケアに“ビタミンC”を取り入れている方が多いようです。
■効果的なビタミンCの取り入れ方は?
モデルの皆さんは、紫外線が強い季節のスキンケアには、“ビタミンC”を意識して取り入れていることがわかりました。ビタミンCの取り入れ方は、食べ物で口から摂取する方法と、美容液などで肌に直接届ける方法があります。
あまり知られていませんが、化粧品に配合されているビタミンCには、“ピュアビタミンC”と“ビタミンC誘導体”の2種類が存在します。化粧品に使用されているものの多くが“ビタミンC誘導体”ということもあり、“ビタミンC誘導体”はご存知の方も多いと思います。
一方、“ピュアビタミンC”の特徴は、「合成物を加えていない100%純粋なビタミンC」「強い抗酸化作用がある」「肌に付けた瞬間から即ビタミンCとしての機能を発揮する」等があります。紫外線を浴びたお肌をいたわるためにも、今年は“ピュアビタミンC”が配合された化粧品を使ってもよいかもしれませんね。
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モデルさんたちの紫外線予防・対策法は参考になりましたでしょうか? 季節を問わず積極的に予防・対策をしていく事で、しっかりとお肌をケアしていくことができると思います。紫外線をシャットアウトすることと並行して、ビタミンCが多く含まれる食品の摂取や、“高濃度のビタミンC”や“ピュアビタミンC”を使用した化粧品を使うことが、望ましいかもしれません。しっかりと予防・対策をして、モデルのような肌を目指してみませんか。
調査概要:「モデルとしての美容へのこだわり」に関する調査
【調査期間】2021年5月24日(月)〜2021年5月27日(木)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,083人
【調査対象】30代~50代のモデルの女性
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ