写真・文/矢崎海里
遅く帰ってきた夜や、忙しい休日のお昼など、パパっと食べたいときに便利なのが、カレーや牛丼などのごはんものメニュー。
定番のものやレトルトも手軽でいいですが、今回は鍋ひとつで調理できて、ちょっと豪華なごちそうボウルをご紹介します。
ごはんと組み合わせて食べられるので、一品で大満足のメニューになっています。
ぜひ食卓のレパートリーに加えてみてください。
豆乳坦々スープごはん
【材料】(2人分)
豚ひき肉 100g
長ねぎ 1/2本
おろし生姜 小さじ1
おろしにんにく 小さじ1
醤油 大さじ1/2
豆板醤 小さじ1
ごま油 小さじ1
小松菜 2束
★無調整豆乳 200cc
★水 200cc
★白ねりごま 大さじ2
★鶏がらスープの素 小さじ2
★醤油 小さじ2
糸唐辛子 適量
ラー油 適量
ごはん 400g
【作り方】
1.長ねぎはみじん切りにする。小松菜は3cm幅に切る。
2.フライパンにごま油を熱し、豚ひき肉、おろし生姜、おろしにんにくを炒める。豚肉の色が変わったら長ねぎ、醤油、豆板醤を加え、長ねぎがしんなりするまで炒めたら一度取り出す。
3.同じ鍋に★の材料を入れて沸騰させないよう加熱する。温まったら小松菜を加えて、しんなりするまで煮る。
4.うつわにご飯を盛り付け、3の汁をかける。2のひき肉をのせ、糸唐辛子、ラー油をトッピングして完成。
ごはんも汁物も一緒に摂れる、肌寒い日におすすめのあったかメニューです。
豆乳とねりごまを使用した坦々風味で、ピリ辛でも優しい味わいが特徴です。
辛い物が苦手な方は、ひき肉を炒める際の豆板醤や、トッピングの糸唐辛子やラー油を抜いて作ってみてください。
豆乳は調整豆乳でも作れます。
調整豆乳には塩が入っているので、鶏がらスープの素や醤油の量を調節してくださいね。
トッピングのひき肉はいろいろな料理にアレンジできるので、多めに作って小分けにしたものをラップに包んで、冷凍庫で保存するのがおすすめです。
解凍するだけでそぼろ丼やそぼろうどん、担々麺のひき肉などが楽しめます。
エネルギー:619kcal
食塩相当量:3.5g
海老のマスタードレモン煮
【材料】(2人分)
むき海老 150g
玉ねぎ 1/2個
レモン 1/2個
小麦粉 大さじ1/2
白ワイン 150cc
★粒マスタード 大さじ1/2
★はちみつ 大さじ1/2
塩・胡椒 適量
有塩バター 10g
ローズマリー 適量
ごはん 400g
【作り方】
1.玉ねぎは薄切りにする。レモンは輪切りを2切れ作り、残りは果汁を絞る。
2.鍋にバターを溶かし、玉ねぎをしんなりするまで炒める。
3.海老を加えて色が変わるまで炒めたら、小麦粉を加えて粉けがなくなるまで炒める。
4.白ワイン、レモン果汁、★の調味料を加え、とろみがつくまで加熱したら、塩・胡椒で味付けし、火を止める。
5.うつわにごはんを盛り付け、4をかける。輪切りレモンとローズマリーを添えて完成。
おしゃれな洋風ボウルのレシピです。
レモンと白ワインでさっぱり仕上げたソースに、ピリッとマスタードのアクセントがポイント。
ごはんはお好みでバターライスやパセリライスなどに変更するのもおすすめです。
海老以外にもほたてやあさりなど、お好みのシーフードで作ってみてくださいね。
エネルギー:517kcal
食塩相当量:1.5g
* * *
鍋とボウルひとつで作れるので、洗い物が少なくすむのもこのレシピのポイントです。
忙しいときにこそおいしいものを食べて、ホッと一息つきましょう。
文/矢崎海里(やざき・かいり)
管理栄養士やフードスペシャリストなどの資格を生かし、企業で働く傍ら、Webメディアでも活動。おいしく食べて健康になれるごはんを研究中。