毎日の生活で時計を確認することは、欠かせないといっても過言ではありません。人によっては、目覚ましはもちろん、仕事の時間管理やイベントのリマインダーなどで時計を使っているのではないでしょうか?
そこで便利なのが、Googleの「時計アプリ」です。このアプリでは、アラーム・ストップウォッチ・タイマーなど、さまざまな便利機能を提供しています。時計アプリは、シンプルで使いやすいインターフェースを備えており、便利なツールです。この記事では、Googleの時計アプリの機能や使い方について詳しく解説していきます。
なお、端末はAndroidを想定しています。
目次
Googleの時計アプリとは
アラームの使い方
時計の使い方
タイマーの使い方
ストップウォッチの使い方
おやすみ時間の使い方
最後に
Googleの時計アプリとは
Googleの時計アプリは、Androidデバイス向けに提供されている時計アプリケーションです。このアプリは、シンプルで使いやすいインターフェースを備えており、さまざまな便利機能を提供しています。
アラーム機能では、複数のアラームを設定したり、特定の曜日だけアラームを有効にしたりすることができます。例えば、起床時間や定期的なイベントのリマインダーに便利です。
また、ストップウォッチ機能では、単に時間を測定するだけではなく、途中の経過時間も測定可能。例えば、ランニングや料理の時間計測などに利用できます。
タイマー機能では、時間・分・秒のレベルでカウントダウンの設定を行なうことが可能です。例えば、作業の時間配分などに役立ちます。
他にも、世界時計機能も備わっており、自分の住んでいる地域以外に世界中の主要都市の現地時間を簡単に確認することも可能。このように、Googleの時計アプリは、日常生活で役立つさまざまな機能を提供しています。
アラームの使い方
時計アプリを立ち上げたら、画面下にある「アラーム」タブをタップします。そして、画面下にある「+」ボタンをタップして、新しいアラームを追加。
アラームの時間を設定します。時間をタップして、時間・分を設定してください。時間が決まったら、「OK」を選択。
必要に応じて、アラームを起動する曜日やアラーム音(ベルのアイコン)などを選択します。アラーム音では、海辺や朝日を彷彿させるような音楽が選択可能です。
また、「アラームの一時停止」では、アラームを作動させない期間を設定できます。作動させない日の開始日と終了日を選ぶと、その間はアラームが一時停止。旅行などに行くと、起床時間が普段とは異なることが想定されるので、そのようなシーンで使えそうです。
アラームが鳴った場合は、「ストップ」ボタンをタップして、アラームを停止します。アラームを一時停止して数分後に再開させたい場合は、「スヌーズ」ボタンをタップしてください。スヌーズ時間は、「設定」からカスタマイズすることもできます。
時計アプリの画面右上にある、縦の三点リーダーをタップし、「設定」を選択。そして、「スヌーズの長さ」という項目があるので、ここでスヌーズの時間を選びましょう。
時計の使い方
時計アプリで、「時計」タブを選ぶと日時を表示できます。また、前述の「設定」で、いろいろな時間表示の設定ができるので、自分好みに変えてもいいでしょう。
アナログかデジタルの選択の際は、「スタイル」を選択。秒の表示と非表示の選択は、「時刻に秒を表示」です。24時間形式の選択については、「日付と時刻の変更」を選びます。
タイマーの使い方
「タイマー」タブを選ぶと、タイマー画面に切り替わるので、数字をタップして、タイマーの時間を設定します。
数値入力が完了後、スタートボタンが現れるので、それをタップ。すると、残り時間が表示されると同時に、タイマーがスタートします。そのすぐ下にあるリセットのアイコンを押すと、当初の設定時間に戻るというわけです。
「+1:00」というボタンを押すと、1分時間が追加されます。また、ピンクのボタンを押すと、一時停止になります。
ストップウォッチの使い方
「ストップウォッチ」タブをタップします。すると、ストップウォッチ画面が表示。画面中央に、ストップウォッチの数字表示と、スタートボタンが表示されます。
ストップウォッチを開始するには、スタートボタンをタップ。ストップウォッチが作動し、経過時間が表示されます。
ストップウォッチを一時停止するには、中央の一時停止ボタンをタップ。リセットしたい時は、左のリセットボタンを押します。
右の時計アイコンのボタンは、経過時間を記録してくれます。ある期間にかかった時間や、スタートからどれくらいの時間が経過しているのかなどを把握可能。例えば、ランニングでグラウンドを何周もするとき、1周の時間を計るときなどに使えるでしょう。
おやすみ時間の使い方
時計アプリにおける「おやすみ時間」とは、規則正しい睡眠スケジュールを管理するための機能のことです。
「起床時間」や「おやすみ時間(就寝時間)」を設定すると、スマートフォンの画面が暗くなったり、サイレントモードになったりします。これによって、夜に時間を知らずにアプリを使っていても画面が白黒になって就寝時間になったことがわかり、他のアプリからの通知も制限されるようになるのです。
また、「最近のおやすみ時間のアクティビティ」で寝ている時間やデバイス使用時間などについて把握できます。
最後に
Googleの時計アプリは、Androidデバイスで便利に時間管理を行なうための優れたツールです。アラーム・ストップウォッチ・タイマーなど、さまざまな機能が備わっています。
時計アプリをうまく活用することで、時間管理がより簡単になる場面があるでしょう。この記事が、時計アプリを使いこなすための参考の1つになれば幸いです。
●構成・執筆/三鷹 れい(みたか れい|京都メディアライン・https://kyotomedialine.com FB)
プログラマー。中小企業のDX化など、デジタル分野での支援をしている。主な開発分野はバックエンド・フロントエンド・アプリ。その他、歴史などの人文系にも興味を持つ。