新着記事

トヨタ センチュリー|匠の技が磨き上げた美と品格をまとう国産車【石川真禧照の名車を利く】 マカオ往復航空券が当たる!Twitterキャンペーンのお知らせ マジック 街を歩けばカフェに当たる!? コーヒーの街メルボルンで極上の一杯を堪能。 マカオ美味紀行|東西文明の出合いが生んだ比類なき味覚を旅する[PR] 【ビジネスの極意】思惑通りに動いてくれない部下と、どうコミュニケーションをとる? 【ビジネスの極意】思惑通りに動いてくれない部下と、どうコミュニケーションをとる? 知っておきたい医療にかかるお金 大きな手術などの医療費負担が抑えられる「高額療養費制度」|知っておきたい医療にかかるお金 サライ1月号|特集は日本酒とかけ蕎麦、付録は光琳ブランケットです 「春日若宮御祭礼絵巻 上巻」 春日大社蔵 奈良の歳末を彩るおん祭【特別陳列 おん祭と春日信仰の美術―特集 大宿所―】 越前がにだけじゃない!食べに行きたい福井県の美味いもの5つ ポルトギーゼ クロノグラフ 一生使える高級腕時計|スイス時計の伝統と技術が息づく「IWC」5選

サライ本誌最新号

ピックアップ記事

  1. 徳川園/名古屋市

>>過去の記事へ

サライの通販

>>過去の記事へ

全国の美味がお取り寄せいただけます

催し物

徳川家康ゆかりの本願寺寺宝が関東初公開!《本願寺・寺宝展「東本願寺と江戸幕府」》

取材・文/池田充枝

東叡山毘沙門堂開基久遠壽院公海僧正筆「東照宮神像」(部分)

今を遡ること400年、豊臣秀吉により本願寺法主の座を奪われた教如(きょうにょ、東本願寺第12代法主)に対し、旧東本願寺寺地を与え、東西分立を強く勧めたのが徳川家康だった。そんな家康と教如との盟友ともいえる信頼関係から生まれた東本願寺には、家康ゆかりの品々が多く遺されている。

その京都・東本願寺に伝わる徳川家康ゆかりの貴重な品々が、いま東京・荒川区にある町屋光明寺で特別公開されている(~2018年5月6日まで)。家康下賜の馬具、軍扇や貴重な書簡など、関東初公開となる品々も出品されている。

本展の見どころを、町屋光明寺住職の大洞龍徳さんに伺った。

「このたび当寺の東京御廟本館落慶にともない、東本願寺と縁の深い家康公ゆかりの品々を、京都の本山から特別に借りだして公開展示できることになりました。

全体を通して言えるのは、家康公をはじめ、多くの文化人・学者・政治家らが本願寺を舞台に交流した証となる品が多数あることです。

安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した教如上人が家康公から拝領した《葵御紋付團扇(あおいごもんつきうちわ)》《椶櫚蒔絵繪鐙(しゅろまきえあぶみ)》《椶櫚蒔絵繪鞍(しゅろまきえくら)》は、関ヶ原合戦(1600年)前夜、小山に在陣中の家康公と面談した際に餞別として贈られたものです。このときに、教如上人は石田三成挙兵の知らせを家康公にもたらしたと伝えられています。

葵御紋付團扇(あおいごもんつきうちわ)

椶櫚蒔絵繪鞍(しゅろまきえくら)

また、《家康公御消息(いえやすこうごしょうそく)》は、家康公から本願寺に対して出された指示書で、京都に入る織田信雄の処遇について書かれています。これは大坂冬の陣における信雄の徳川方への転身を裏づけるものではないかと言われています。

成然上人消息 箱東照宮御寄附

《東照宮御廟之霊牌(とうしょうぐうごびょうのれいはい)》は、かつて東本願寺内に存在した東照宮に祀られていた徳川幕府歴代将軍の位牌です。この中には夭折し“幻の第11代将軍”といわれた徳川家基(とくがわ・いえもと)の位牌も含まれています。

そして、徳川家と本願寺の強い結びつきを特に感じさせるのが《御五条袈裟(おんごじょうげさ)》です。これは、徳川家の葵紋と大谷家の牡丹紋が交互に存在する非常に珍しい袈裟で、幕末の幕府劣勢の時期に作られていることから、本願寺が幕府を応援するという意思が織り込まれている宝物といえます」

関東初公開となる、徳川家ゆかりの貴重な寺宝が東京で拝見できる、またとない機会だ。このGW中、ご興味あればぜひお運びを。

【開催要項】
町屋光明寺 落慶記念『本願寺・寺宝展―「東本願寺と江戸幕府」』
会期:2018年4月23日(月)~5月6日(日)
会場:町屋光明寺 東京御廟本館 久恩殿
住所:東京都荒川区荒川7-5-8
電話番号:03・6806・5394
http://www.tokyogobyo.jp/
入場時間:10時より17時まで(受付16時30分まで)
拝観無料

取材・文/池田充枝

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

関連記事

  1. 「春日若宮御祭礼絵巻 上巻」 春日大社蔵 奈良の歳末を彩るおん祭【特別陳列 おん祭と春日信仰の美術―特集 …
  2. 岡田三郎助《ダイヤモンドの女》1908(明治41)年 福富太郎コレクション資料室蔵 新しい美人像を生み出した画家、岡田三郎助【モダン美人誕生-岡田三…
  3. 中之町出土資料 京都市蔵 日本陶磁史のターニングポイント、桃山時代のやきものをめぐる展覧会…
  4. 山口蓬春《新宮殿杉戸楓4分の1下絵》 山﨑種二と皇室ゆかりの美術【特別展 皇室ゆかりの美術 ―宮殿を彩…
  5. 重要文化財 「釈迦如来坐像」 行快作 鎌倉時代・13世紀 京都・大報恩寺蔵 京都市内に残った貴重な鎌倉彫刻がズラリ【京都 大報恩寺 快慶・定…
PAGE TOP