新着記事

世界遺産リドー運河と水門を巡る水路クルーズ 【カナダ・オンタリオ州の旅2】

写真・文/石津祐介カナダの首都オタワと、古都キングストンをつなぐリドー運河。その全長は202…

家事代行サービスは、50代の既婚女性が一番利用している!

「家事代行サービス」とは、その名の通り、家主に代わり、水回りの掃除や食事の用意などを行なって…

森茉莉が可愛がっていた犬のぬいぐるみ【文士の逸品No.39】

◎No.39:森茉莉のぬいぐるみ(撮影/高橋昌嗣)文/矢島裕紀彦文豪・森鴎外…

カナリア諸島の真っ白な砂浜、真っ青な空……|地球のエネルギーを感じる火山の島ランサローテ

文・写真/バレンタ愛(海外書き人クラブ/元オーストリア在住、現カナダ在住ライター)7つの島か…

人生の楽園探し|地方移住を考えたら、まず最初にすること

主人公は人事異動を機に早期退職・転職しての地方移住を検討し始めた東京の51歳会社員。情報収集…

【まんがでわかる地方移住2】地方移住をするために最初にすること

主人公は人事異動を機に早期退職・転職しての地方移住を検討し始めた東京の51歳会社員。情報収集…

定年世代に注目の新しいキャリア 「顧問」という働き方

文/鈴木拓也企業の「顧問」と聞いて、どんなイメージが思い浮かぶだろうか?多く…

中古品買取で最も人気なのは、やはりあのブランド!?

最近では、整理するための断捨離の一つの手段として、使わないものを単に捨てるのではなく現金化する!…

【学年誌が伝えた子ども文化史】人類、月へ・2|アポロが見せた月生活の夢

学年誌記事で振り返る昭和のニュースと流行!1922年(大正11年)、当時の出版界では初となる…

喜ばれるお持たせは高級デパ地下で!「GINZA SIX」 秋の「手土産スイーツ」10選

実りの秋がやってきた。デパ地下には、旬の食材をふんだんに使ったフードやスイーツが勢ぞろいだ。…

サライ最新号

ピックアップ記事

>>過去の記事へ

サライの通販

>>過去の記事へ

催し物

徳川家康ゆかりの本願寺寺宝が関東初公開!《本願寺・寺宝展「東本願寺と江戸幕府」》

取材・文/池田充枝

東叡山毘沙門堂開基久遠壽院公海僧正筆「東照宮神像」(部分)

今を遡ること400年、豊臣秀吉により本願寺法主の座を奪われた教如(きょうにょ、東本願寺第12代法主)に対し、旧東本願寺寺地を与え、東西分立を強く勧めたのが徳川家康だった。そんな家康と教如との盟友ともいえる信頼関係から生まれた東本願寺には、家康ゆかりの品々が多く遺されている。

その京都・東本願寺に伝わる徳川家康ゆかりの貴重な品々が、いま東京・荒川区にある町屋光明寺で特別公開されている(~2018年5月6日まで)。家康下賜の馬具、軍扇や貴重な書簡など、関東初公開となる品々も出品されている。

本展の見どころを、町屋光明寺住職の大洞龍徳さんに伺った。

「このたび当寺の東京御廟本館落慶にともない、東本願寺と縁の深い家康公ゆかりの品々を、京都の本山から特別に借りだして公開展示できることになりました。

全体を通して言えるのは、家康公をはじめ、多くの文化人・学者・政治家らが本願寺を舞台に交流した証となる品が多数あることです。

安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した教如上人が家康公から拝領した《葵御紋付團扇(あおいごもんつきうちわ)》《椶櫚蒔絵繪鐙(しゅろまきえあぶみ)》《椶櫚蒔絵繪鞍(しゅろまきえくら)》は、関ヶ原合戦(1600年)前夜、小山に在陣中の家康公と面談した際に餞別として贈られたものです。このときに、教如上人は石田三成挙兵の知らせを家康公にもたらしたと伝えられています。

葵御紋付團扇(あおいごもんつきうちわ)

椶櫚蒔絵繪鞍(しゅろまきえくら)

また、《家康公御消息(いえやすこうごしょうそく)》は、家康公から本願寺に対して出された指示書で、京都に入る織田信雄の処遇について書かれています。これは大坂冬の陣における信雄の徳川方への転身を裏づけるものではないかと言われています。

成然上人消息 箱東照宮御寄附

《東照宮御廟之霊牌(とうしょうぐうごびょうのれいはい)》は、かつて東本願寺内に存在した東照宮に祀られていた徳川幕府歴代将軍の位牌です。この中には夭折し“幻の第11代将軍”といわれた徳川家基(とくがわ・いえもと)の位牌も含まれています。

そして、徳川家と本願寺の強い結びつきを特に感じさせるのが《御五条袈裟(おんごじょうげさ)》です。これは、徳川家の葵紋と大谷家の牡丹紋が交互に存在する非常に珍しい袈裟で、幕末の幕府劣勢の時期に作られていることから、本願寺が幕府を応援するという意思が織り込まれている宝物といえます」

関東初公開となる、徳川家ゆかりの貴重な寺宝が東京で拝見できる、またとない機会だ。このGW中、ご興味あればぜひお運びを。

【開催要項】
町屋光明寺 落慶記念『本願寺・寺宝展―「東本願寺と江戸幕府」』
会期:2018年4月23日(月)~5月6日(日)
会場:町屋光明寺 東京御廟本館 久恩殿
住所:東京都荒川区荒川7-5-8
電話番号:03・6806・5394
http://www.tokyogobyo.jp/
入場時間:10時より17時まで(受付16時30分まで)
拝観無料

取材・文/池田充枝

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

関連記事

  1. 見るものを惹きつけて離さない圧巻の瀧、崖!国際的日本画家・千住博…
  2. ゴルゴ13のすべてが今、明かされる!|連載50周年記念特別展「さ…
  3. 悠々自適で88歳まで生きた「老後の達人」 仙厓。晩年期の作品に注…
  4. 歌麿、写楽、江戸後期浮世絵ブームの立役者の作品が一望できる、大満…
  5. 国民的画家、東山魁夷の大回顧展【生誕110年 東山魁夷】
PAGE TOP