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「本多平八郎姿絵屏風」(部分)〔江戸時代・17世紀 徳川美術館蔵〕

「本多平八郎姿絵屏風」(部分)〔江戸時代・17世紀 徳川美術館蔵〕

江戸時代に徳川御三家筆頭であった大名家、尾張徳川家伝来の名品の数々が、名古屋市にある徳川美術館と、同館に隣接する名古屋市蓬左文庫(ほうさぶんこ)で一挙公開されています。(~11月6日まで)

「銀溜白糸威具足」〔江戸時代・17世紀 徳川美術館蔵〕

「銀溜白糸威具足」〔江戸時代・17世紀 徳川美術館蔵〕

両館に収められている尾張徳川家ゆかりの宝物や書籍等の文物は、江戸時代の大名家の生活や文化のありようを伝える貴重な品々です。本展の見どころを、徳川美術館学芸部長の四辻秀紀さんにうかがいました。

「今回の展覧会では、400年前から尾張徳川家によって集められた品々の中でもトップクラスのものを選りすぐって展観します。

『短刀 銘吉光 名物 後藤藤四郎』、『初音蒔絵櫛箱』、『純金葵紋山水図香盆飾り』(いずれも国宝)をはじめ、切手にもなった近世初期風俗画の代表作である重要文化財『本多平八郎姿絵屏風』や、尾張徳川家初代の義直が愛用した『銀溜白糸威具足(ぎんだみしろいとおどしぐそく)』など、貴重な美術品が並びます。

また、二代将軍秀忠が尾張徳川家の江戸屋敷を訪問した際の茶事の道具を再現した『元和九年御成の御数奇屋置合せ』は、元和御成道具として大事に保存された茶道具を紹介します。

尾張徳川家のお殿様専用の書庫であった蓬左文庫は、現在名古屋市蓬左文庫として一般に公開されていますが、11万点を超える和漢の優れた古典籍や2,000枚を超える絵図が収蔵されています。

まだ訪れたことのない方はこの機会にぜひ足をお運びください」

国宝、重文クラスの優品がずらり並びます。会場でご堪能ください。

徳川美術館のサイトはこちら

【特別展 ザ・ベスト@トクガワ】
■会期/2016年9月15日(木)~11月6日(日)
■会場/徳川美術館・名古屋市蓬左文庫
■住所/徳川美術館:名古屋市東区徳川町1017
名古屋市蓬左文庫:名古屋市東区徳川町1001(徳川美術館隣接)
■電話番号/徳川美術館:052・935・6262
名古屋市蓬左文庫:052・935・2173
■料金/共通券:一般1200円 高大生700円 小中生500円 ※20名以上の団体は一般200円割引・その他は100円割引、毎週土曜日は小中高生無料
■開館時間/10時から17時まで(入館は16時30分まで)
■休館日/月曜日(ただし9月19日、10月10日は開館)、9月20日(火)、10月11日(火)
■アクセス/名古屋駅前2番乗場より市バス光ヶ丘・猪高車庫方面行きで「徳川園新出来」下車徒歩約3分、名古屋駅前8番乗場よりなごや観光ルートバス「メーグル」で徳川美術館下車、名鉄バスセンター3階4番乗場より三軒家方面行きで「徳川園新出来」下車徒歩約3分、JR中央線大曾根駅南口より徒歩約10分

取材・文/池田充枝
1989年「サライ」の創刊時より歴史資料の調査や展覧会情報を中心にフリーランスで「サライ」の取材・執筆に携る。

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