エッセイスト・バーマンとして活躍する島地勝彦氏が「ウイスキーの師」と仰ぐ山岡秀雄氏は、日本を代表するウイスキー評論家。そんな山岡氏が、とっておきとして1樽キープしていたシングルモルトウイスキー「グレンバーギ」がある。
「グレンバーギ」は、かの“バランタイン”の原酒として使われるスペイサイドのモルトウイスキーである。スコットランド・スペイサイドの蒸留所でつくられるモルトウイスキーは、繊細で華やかなアロマが特徴だが、「グレンバーギ」もフルーティで口当たりがよく、シングルモルトビギナーにも飲みやすい。しかし、その多くが“バランタイン”のキーモルトとしてブレンデッドに使われているため、スペイサイドの知られざる名酒と言われながら、シングルモルトで味わえる機会はなかなかない。
そんな稀少なウイスキーが、特別に瓶詰めされて246本限定で発売された。穏やかで、繊細なフルーティさが特徴の「グレンバーギ」だが、とくにこの1998は、19年熟成で、プラムの甘い酸味と、グレープフルーツの果肉と内皮のフルーティさと苦味があり、フィニッシュは繊細なスパイシーさと温かさがあり、心地よい。
ラベルを手がけたのは、往年の人気イラストレーターわたせせいぞう氏。わたせ氏らしい都会的な男女が「グレンバーギ」を楽しむ様子を描いたラベルは、今回の企画のための描き下ろしだ。ウイスキー愛好家はもちろん、わたせファンにとっても、たまらない一本だ。
わたせせいぞう・ワンダーカクテルラベル
グレンバーギ1998
価格:16,200円(税込)
700㎖。アルコール度数58.4%。
原材料はモルト。原産地はスコットランド(英国)。
限定246本のみ。返品不可。
※おひとり様10本までのご購入とさせていただきます。