文/編集部
サライ・インタビューにもご登場いただいた、漫画界の大御所ちばてつや氏の名作『のたり松太郎』をご存知だろうか。
1973年から1998年まで「ビッグコミック」誌に連載された『のたり松太郎』は、怪力を誇る暴れん坊の青年だった坂口松太郎が相撲部屋に入門し、小心者だが酒癖の悪い田中関などとともに一人前の力士となるまでのさまざまな人間ドラマを描いた作品。単行本は全36巻にも及ぶ大作だ。
このたび「ビッグコミック」創刊50周年を記念して、この『のたり松太郎』ラベルのシングルモルトウイスキーが発売された。
賜杯を掲げる主人公・坂口関(松太郎)の勇ましい姿を描いたラベルをまとうのは、ジャパニーズウイスキー「あかしシングルモルトウイスキー」。日本を代表するウイスキー評論家、山岡秀雄氏が選んだ逸品だ。
香り立つフルーティでビターな香味を口に含めば、あの坂口関と酒を酌み交わすがごとく、うれしい気分はより楽しく、心にたまった憂さは吹き飛んで、快晴の千秋楽のような気持ちで酔うことができる。
この『のたり松太郎』ウイスキーは、471本限定で、小学館の通販サイト「大人の逸品」のみでの販売となる。ファンならずとも手に入れておきたい、希少な一本となろう。