【ひと皿の歳時記~第14回】
フランス菓子「ガレット・デ・ロワ」
1月、フランスのパティスリー(お菓子屋さん)を賑わすのは、「ガレット・デ・ロワ」(王様のガレット)と呼ばれるお菓子です。
エピファニー(公現祭)と呼ばれる東方の三賢人の前に姿を現したキリストを祝い、16世紀フランスで生まれました。
お菓子の中に「フェーヴ(そら豆と呼ばれる小さな陶器)」がひとつだけ入っていて、それを食べる際にあてた人は王様になれ、今年良いことがあるといわれています。
(写真はコンクールで優勝した、大田区「メゾン・ド・プティフール」のガレットです)。