『サライ』4月号の巻頭特集では、ローカル線に乗っての花見旅を提案しています。
車窓から、里山や山間に花開く桜を眺め、たどり着く先には、見事な名桜が待っている。全国から、そんな7コースを厳選しました。
さて、このなかのひとつ、岐阜県・樽見鉄道。
樽見鉄道の終点樽見駅で待っているのは、樹齢1500年といわれる、淡墨桜(うすずみざくら)です。
作家の宇野千代がその保護を求めて奔走したことでも知られ、継体天皇お手植えとの伝承もある天然記念物の江戸彼岸桜。
開花に合わせて、樽見鉄道は「うすずみ観桜号」を走らせます。
木知原駅、谷汲口駅、日当駅など、途中の各駅も桜で覆われる、観桜にぴったりの路線なのです(撮影/市川 傅)。
■『サライ』4月号の目次は、こちら
https://serai.jp/magazine/18589