写真・文/矢崎海里
じゃがいもは春と秋の2回、旬があります。
年齢問わず大人気のポテトフライは、おやつやおつまみにピッタリですよね。
今回は旬のじゃがいもで作る、おすすめのポテトフライレシピをご紹介します。
じゃがいもはちょっとしたひと手間を加えるだけで、お店で揚げたような本格的なポテトフライになります。
ぜひお試しください。
おだしのフライドポテト
【材料】(2人分)
じゃがいも 大1個
小麦粉 大さじ1/2
顆粒和風だし 小さじ1
揚げ油 適量
【作り方】
1.じゃがいもは皮つきのまま細めの拍子切りにし、30分くらい水にさらす。
2.水気をよく切り、小麦粉をまぶし、170度の揚げ油で10分程度揚げる。
3.油を切ったら顆粒和風だしを振りかけ、完成。
基本の細長いフライドポテトも、おうちで簡単に作れます。
一度水にさらしてから小麦粉をまぶして揚げることで、外はカリッと、中はじゃがいものホクホク感が味わえます。
味付けは顆粒和風だしを使いましたが、のり塩、顆粒コンソメ、バターなどお好みのもので楽しんでくださいね。
フライドポテトやポテトチップスなど、なんとなくカロリーを考えると背徳的なイメージのあるじゃがいも料理ですが、じゃがいもにはさまざまな栄養が含まれています。
食物繊維やビタミンなどを補うことができ、特にじゃがいもなどのいも類に含まれるビタミンCはでんぷん質が守ってくれるので、加熱しても壊れにくいのが特徴です。
エネルギー:85kcal
食塩相当量:0.7g
ハッシュドポテト
【材料】(2人分)
じゃがいも 小2個
片栗粉 大さじ1/2
塩・胡椒 適量
乾燥パセリ 適量
揚げ油 適量
ケチャップ・マヨネーズ お好みで
【作り方】
1.じゃがいもは1個の半分(1/4量)の皮をむき、みじん切りにする。残りの1個と半分はそれぞれ皮ごとラップに包み、600Wの電子レンジで2分半、裏返して同様に2分半加熱し、熱いうちに皮を取り除きながらつぶし、みじん切りのものと合わせる。
2.片栗粉、塩・胡椒を加え混ぜたら、細長く成形しラップに包み、冷蔵庫で1時間以上冷やす。
3.包丁で一口大に切り分け、軽く形を整えたら170度の揚げ油で返しながら5分程度揚げる。
4.油を切って乾燥パセリをまぶし、ケチャップ・マヨネーズをお好みで添えて完成。
ハッシュドポテトとは、つぶしたじゃがいもや、細かくしたじゃがいもを揚げたものです。
今回はつぶしたもの、細かくしたもの両方を使うひと手間で、食感を楽しめるレシピにしました。
マッシュポテトのほうは火が通っていて、みじん切りは細かいので、短い揚げ時間で完成します。
工程2で成型後、一度冷ますことで一口大にしたときに崩れにくくなりますよ。
成形後のものは冷凍保存も可能です。
凍ったまま揚げるだけで完成するので、小腹が空いたときや、お弁当のおかずにも使いやすくおすすめです。
エネルギー:130kcal
食塩相当量:0.7g
* * *
今回ご紹介した基本のフライドポテトは、切り方を変えるだけで味わいや食感も全く異なります。
くし切り、四つ割りなど、お好みの切り方で味わってみてくださいね。
文/矢崎海里(やざき・かいり)
管理栄養士やフードスペシャリストなどの資格を生かし、企業で働く傍ら、Webメディアでも活動。おいしく食べて健康になれるごはんを研究中。