奈良大和路の「アジサイ絶景スポット」5つ【風景写真家・原田寛の旬景散歩】

■本場で味わう三輪素麺

奈良の明日香村をはじめ東吉野や葛城市あたりを訪れる時は、決まって桜井市周辺にも足をのばす。箸墓(はしはか)古墳や三輪山(みわやま)、山辺(やまのべ)の道など、大和らしさを感じる被写体が豊富な地域だからだ。

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三輪の町並みを見下ろすご神体の三輪山。夜明け前の風景には、とくに神々しさが感じられる。

最近の奈良は道路事情がよくなっているので、距離の割に時間がかからないのもありがたい。撮影の合間をぬっての食事は『三輪素麺茶屋 千寿亭』でとることが多い。桜井市で手延べ素麺や手延べうどんなどの製造・販売を手がける「池利」の直営店で、味、量とともにコストパフォーマンスにもいつも満足している。

同店はメニューが豊富で、夏場は冷やし素麺を、冬場は温かいにゅうめんの中からその日の気分で選んでいる。ゆっくりと食事を楽しみたければ、素麺と各種の料理がセットになった素麺会席もある。

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『三輪素麺茶屋 千寿亭』の三色素麺。白い素麺のほかに卵や抹茶を加えた麺も味わえる。竹の器には氷が敷かれていて、涼味満点の献立だ。添えられたトマトやキュウリのトッピングも色鮮やかで見た目も楽しい。夏場は冷やし素麺(810円)や天ぷら付き(1004円)、おろし素麺(777円)など、冬場はニシンの棒煮と揚げ茄子が入ったかわりにゅうめん(842円)や釜揚げにゅうめん(982円)がおすすめ。

三輪素麺茶屋 千寿亭
住所/奈良県桜井市芝293
TEL/0744-45-0626
営業時間/11:00~17:00
定休日/金曜(祝日の場合前日休み)
アクセス/近鉄桜井駅から徒歩約5分、JR三輪駅から徒歩約10分。

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文・写真/原田  寛(はらだ・ひろし)
1948年 東京生まれ。1971年 早稲田大学法学部卒業。鎌倉を拠点に古都や歴史ある町並みを撮り続け、鎌倉の歴史と文化・自然の撮影をライフワークとしている。鎌倉風景写真講座を主宰し後進の指導にもあたる。作品集は『鎌倉』『鎌倉Ⅱ』(ともに求龍堂)『四季鎌倉』(神奈川新聞社)『花の鎌倉』(グラフィック社)など多数。

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