新たな年を迎えて、今年はどこか珍しい場所に旅してみたい、と考えている方もいらっしゃるのではないだろうか?
そんな旅先の選定の参考にしていただくべく、ぜひ訪ねてみたい日本全国の絶景ポイントを、一人旅の達人・佐竹敦さんにご紹介いただこう。
前回の東日本編に続き、今回は中部日本編をお届けする。いざ、まだ見ぬ絶景スポットへ!
■1:モネの池(岐阜県関市)
「本来は名もなき池ですが、印象派を代表するフランスの画家クロード・モネが描いた絵画『睡蓮』の世界を彷彿とさせることから、いつしか『モネの池』と呼ばれるようになったそうです。」(佐竹さん)
■2:天空の茶畑(岐阜県揖斐川町)
「町起こしのために地元の方がボランティアで約1年を掛けて山道を整備し、2016年3月に天空の茶畑の全景を俯瞰できる絶景ポイントが開放されました。誰が言うでもなく、いつしか天空の茶畑、岐阜のマチュピチュと呼ばれるようになったそうです。」(佐竹さん)
■3:称名滝、ハンノキ滝、ソーメン滝(富山県立山町)
「称名滝は立山にある日本最高の落差(350m)を誇る大瀑布。尚、雪解け時にはその隣に落差500mのハンノキ滝が出現します。また、さらに条件がよいときにはこの他にもソーメン滝、大鶴滝、小鶴滝などが出現して、とても日本とは思えない絶景を作り出します。」(佐竹さん)
■4:人面岩(新潟県佐渡市)
「人の横顔にそっくりな奇岩です。確かに人の横顔に見えますよね。さながら自然が造り出した天然のモアイ像といった感じでしょうか。」(佐竹さん)
以上、訪ねてみたい日本全国の絶景ポイントのうち、中部日本に点在する4つのスポットを紹介いただいた。旅先の候補として、ぜひ参考にしていただきたい。
写真・文/佐竹敦
日本全国の即身仏・一之宮・五重塔・三重塔・滝百選・棚田百選・国分寺跡をすべて訪ね歩いた一人旅の達人。テレビチャンピオン滝通選手権出場。主な著書に「この滝がすごい!」「日本の滝めぐり」等。テレビ東京の「厳選!いい宿ナビ」のコラム執筆、@nifty温泉の記事執筆等、ライターとしても各メディアで活躍中。
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