行楽にピッタリの季節がやって来ました。今年は全国のローカル線で絶景を見る旅はいかがでしょう?
株式会社ウェイブダッシュが運営する、みんなでつくる地域応援サイト「生活ガイド.com」(https://www.seikatsu-guide.com/) 運営事務局が厳選した全国にある絶景ローカル線の中から、移り行く車窓を眺めながら旅をしたいと思う「絶景ローカル線」を生活ガイド.com会員に投票してもらい、トップ10を発表しました。それではさっそく結果をご紹介しましょう。

今回1位になったのは、福島県の会津若松駅と新潟県の小出駅を結ぶ路線「JR只見線」でした。

第1只見川橋梁ビューポイント(写真:奥会津郷土写真家 星賢孝)

只見川に沿って走る絶景列車で、全国でも屈指の秘境路線です。雄大な山々の秋の紅葉と冬景色は人気が高く、心を鷲掴みにされる人も多いのだとか。特に只見川第1橋梁は高さも相まってスリルもあり、ドキドキと広大な景色の両方が堪能できます。

「JR只見線」を選んだ方からは「福島県民です。只見線は自慢のローカル線です。」(50代男性)、「もう50年前に、一度行ったことがあります。すばらしい絶景をもう一度経験してみたいと思います。」(70代女性)などのコメントをいただきました。

今回1位になりました、只見線管理事務所のご担当者様にもコメントをいただきました。

1位の受賞コメント

この度は「絶景ローカル線ランキング」で、只見線を第1位に選んでいただき、誠にありがとうございます。
只見線は、福島県の会津若松駅(会津若松市)と新潟県の小出駅(魚沼市)をつなぐ、JR東日本の路線です。1926年開業の会津若松駅を起点とした「会津線」と、1942年開業の小出駅を起点とした「只見線」、そしてダム建設の資材輸送鉄道がつながり、1971年に現在の只見線となりました。2023年は全線開通52年となります。
東日本大震災と原発事故のわずか4ヶ月後の2011年7月、新潟県と福島県会津地方は豪雨災害に見舞われ、只見線も鉄橋や土砂崩れに伴う線路の崩壊など、甚大な被害が発生しました。
JR東日本の懸命な復旧により、被災の翌年には大部分で運転が再開されましたが、3つの鉄橋が流出し大きな被害となった会津川口駅~只見駅間は、2022年9月までバスによる代行輸送が続きました。只見線を復旧したいという地元皆さんの強い思いが実を結び、上下分離方式(福島県が会津川口駅~只見駅間の鉄道設備を保有、JR東日本が列車を運行)という新たな形で、被災から約11年後の2022年10月1日、遂に全線での運転が再開となりました。

復旧した第7只見川橋梁を渡る列車(写真:奥会津郷土写真家 星賢孝)

只見線は秘境ローカル線としても人気が高く、只見川や河畔の集落、雄大な山々がおりなす車窓からの絶景は、多くの方々に愛されています。
今やその魅力は国外にまで及び、中国のインターネット上では「世界で最もロマンチックな鉄道」と絶賛され、また、日本在住外国人が選んだ「アフターコロナに行きたい日本の観光地」の第2位に選出されるなど、国内外から注目を集めています。
只見線の中でも特に人気が高いのが、第1只見川橋梁です。大渓谷、鉄橋と列車、川面をどんなバランスで撮るか…カメラマンでなくてもチャレンジしたくなります。

会津川口駅から徒歩で約10分、国道252号沿いにある絶景スポット「奥会津ビューポイント(かねやまふれあい広場)」もオススメです。水面に迫る集落、川沿いを走る只見線が生み出す風景は、まさに日本の原風景を感じられる絶景です。特に夏の早朝や夕方に多く発生する川霧に沈む集落や、冬の雪景色の中を走る列車の風景は幻想的です。

奥会津ビューポイント(写真:奥会津郷土写真家 星賢孝)

色鮮やかに、大自然が衣替えする秋を満喫したら、しんしんと雪が降り積もり、白銀の世界に包まれる冬、待ちわびた季節を謳歌する花々が渓谷をパステルカラーに染める春、やわらかな新緑、畑も森も清々しい緑に染まる夏。只見線には四季折々の魅力があります。
2022年10月に11年ぶりに見られるようになった会津川口駅~只見駅間も目が離せません。
新しく架け直された、第6只見川橋梁・第7只見川橋梁や、川に架かる橋としては珍しい対岸に渡らない第8只見川橋梁など、車窓からの見所がたくさんございます。

第6只見川橋梁の車窓からは水力発電ダムも間近に(写真:福島県)

ぜひ、只見線に乗って、大自然の絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか。只見線の観光情報やイベント等は「只見線ポータルサイト」をご覧ください。

ランキング2位から4位の絶景ローカル線は下記のとおりです。

第2位(同点) 三陸鉄道リアス線

2位になったのは、岩手県の三陸海岸沿いを走る「三陸鉄道リアス線」でした。
車窓からみえる三陸のリアス海岸の風景は美しく、中でも大沢橋梁は絶景ポイントとしても有名です。また、土日にはプレミアムランチ列車が運行されていて、景色と食事が同時に楽しめます。冬には名物のこたつ列車も運行しているので、家族や友人と、冬景色もぬくぬく温まりながら楽しめそうです。

第2位(同点) JR釧網本線

同点で2位になったのは、網走市にある網走駅と釧路市の東釧路駅と結ぶ「JR釧網本線」でした。
北海道の3つの国立公園の大自然を巡り、車窓からみえる釧路湿原やオホーツク海の流氷を眺めることが出来るローカル列車で、冬限定で「流氷物語号」も運行しています。また途中の北浜駅の展望台からは、流氷や白化粧した知床連山を楽しむことができ、冬の北海道を大満喫できます。

第4位(同点) 大井川鐵道

4位は「大井川鐡道」でした。
「大井川鐡道」は、金谷駅から井川駅まで大井川に沿って運行されている路線です。日本で初めてSLの動態保存を始めた鉄道で、今でもほぼ毎日SLが運行されています。大井川沿いの渓谷を縫うように走るSLは、乗っているだけで旅情をかきたてられますね。きかんしゃトーマスとのコラボも行っており、お子さんと一緒に楽しめるのも魅力的です。

第4位(同点) JR小海線

同点で4位になったのは、山梨県の小淵沢駅と長野県の小諸駅を結ぶ「JR小海線」です。
全長78.9㎞の路線で、標高1,000m以上の野辺山高原を走り、日本で一番標高の高い「野辺山駅」がある路線です。別名「八ヶ岳高原線」とも呼ばれ、車窓からは高原野菜畑、田園風景、千曲川の清流や雄大な南アルプスを見ることができ、眺めているだけでも飽きません。

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022/12/13〜2023/1/17
調査対象:生活ガイド.com(https://www.seikatsu-guide.com/)会員10代~80代の男女

 

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