
宝石のような輝きを湛える、桜の酒杯。
待ちに待った春の到来を寿ぐ、桜をあしらった江戸切子である。世界に誇るガラス工芸品である江戸切子は、西欧のカットグラスの影響を受けながら明治以降に技法が発展した。日本的な情景を彫り込んだ精緻な作りに、思わず見入ってしまう。
そんな伝統工芸の技を小さなグラスにぎゅっと凝縮、ほどよい重量感が掌に心地よい。花の便りが聞こえてきたら、桜の切子グラスを取り出して、とっておきのお酒を愉しみたい。

紋様は6面に分けられ、桜柄3面と伝統柄3面が交互にあしらわれている。光を受けるとプリズムのように透過、美しさが際立つ。
【今日の逸品】
江戸切子の桜の酒杯
川商×ジュエルキリコ(日本)
41,040円(消費税8%込み)
