「本物」の地下鉄の吊り輪を再利用
バッグの持ち手にご注目。どこかで見たことのある、白い輪っかは鉄道車両の吊り輪である。また、バッグの底部と吊り輪の留め具に、車両の連結部分の「貫通幌」をリサイクルして使用している。
このバッグは縫製メーカーのサンワードが、Osaka Metro(地下鉄)が実施した「廃車再生プロジェクト」に参画して商品化したものだ。吊り輪と貫通幌は、ともに鉄道の安全を支える大切な部材であり、なにより頑丈に作られている。
貫通幌は鉄パイプが入り解体するのも一苦労だったというが、使える部分を丁寧に切り出して洗浄と消毒を行ない、素材としてリサイクルした。本体の生地も強度の高いナイロン素材を使用し、ハリがあり、丈夫で使いやすいバッグに仕上がった。手持ちとショルダーバッグの両用仕様でA4判サイズまで入り、充分な容量を備える。
色は、8路線のラインカラーで揃えた。好みの「路線」をお選びいただきたい。
【今日の逸品】
RAU-RAU-G HAITETSU 2WAYトートバッグ
サンワード(日本)
15,180円(消費税込み)