ちりとり鍋

既に「男の料理」が一世を風靡してから久しく、今や「趣味は料理」と公言する男性も多くなりました。そうしたこともあって、料理好きの男心をくすぐる料理道具も巷にあふれています。

しかし、正直に申します。奥様からは、決まって「そんな物、何に使うの?」「安いものでいいわよ!」「どうせ味なんか変わらないんだから!」と言われそうな物も随分とございます。それでも、目にした瞬間から脳裏では、その調理道具を使って料理する自分の姿があるのです。

そんな誘惑に勝てず、奥様に内緒でこっそり買った料理道具もあるかもしれませんね。

今回、ご紹介する料理道具はいずれも、『サライ』編集部が素材や製法、利便性、料理の仕上がりの良さなどを吟味して厳選した逸品ばかりです。あなたの料理心を誘惑する道具があるかもしれません。くれぐれも奥様のご機嫌を損ねぬようご注意ください。

1:『サライ』オリジナル/手打ちアルミちりとり鍋

熟練の職人が丹念に叩き上げた、大阪が誇る伝統の本格鍋

「ちりとり鍋」とは、四角く浅い平鍋で煮る鍋料理のことで、大阪市発祥のご当地グルメです。鍋の名称がちりとりに似ていたことから、この名称がつきました。

本品は、昭和22年(1947)に大阪で創業した和田厨房道具に『サライ』が別注した、極厚3mmのアルミ板を使った特別製です。アルミの板を一枚一枚ハンマーで叩いて成形し、硬く締めてられています。老練なアルミ職人の巧みを感じる、逸品です。

一枚持っていると便利! 家でもアウトドアでも活躍 

当品の特徴は、ステンレス製が多いちりとり鍋をアルミで製作していること。アルミ板を使うことで、熱伝導率と蓄熱性が高くなり、食材がこびりつきにくく仕上がります。

四角く浅い鍋にだしを張り、キャベツや玉ねぎ、ニラなどの野菜に牛ホルモンと豚バラ肉もたっぷり入れて炒める、ちりとり鍋料理。コチュジャンやニンニク、唐辛子を入れると、熱々のピリ辛となり、ビールにもよく合います。家で楽しむのはもちろんのこと、キャンプやアウトドアでも活躍するでしょう。

仕様:幅24×奥行き24×高さ3cm、重さ610g。国産純アルミ。IH使用不可。食洗機使用不可。
日本製。

価格:19,470円

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2:極厚鉄板solo model

極厚鉄板solo model

開発者のアウトドア好きがこうじて生まれた、鉄板

当品は、「大人の逸品」通販の年間人気ランキングで、毎年上位に君臨する極厚鉄板です。2008年の発売以来ロングセラー商品のsoloモデルになります。厚さ6mmの鉄板ながら、A5のミニサイズになっているので、コットン製の収納袋に入れて手軽に持ち運べます。

この極厚鉄板シリーズを生み出したのは、滋賀県に工房を構えるM.M.Factoryの山﨑誠さん。開発者のアウトドア好きがこうじて誕生した逸品です。鉄工所でマイ鉄板を作ったのが始まりだと言います。

開発者の山﨑誠さん。
開発者の山﨑誠さん。

「この極厚鉄板は一度温まると冷めにくく、肉を置いたときに鉄板の温度が下がらない。肉汁など食材の旨味を閉じ込めた状態で焼き上げることができるんです」と、山﨑さんはこの鉄板の魅力を語ります。

アウトドアでの使い勝手のよさ、極まる

鉄板の縁はプレス機で曲げられ、角度がついています。したがって、転がりやすいソーセージや、焼くときに広がる目玉焼きも気軽にのせて焼くことができます。

また、肉から出た余分な脂は、1か所開けられた穴から流れ落ちる構造になっています。下にカップなどを置いておけば、テーブルが汚れません。実際にアウトドアで使うために開発された品だからこそ、使い勝手のよさは考え抜かれています。

極厚鉄板
付属のスクレーパーを穴に通せば、テコの原理でハンドルに変身。調理中はスクレーパーになり、フライ返しや焦げ落としにも大活躍。

仕様:鉄板は縦21×横15cm、1.4kg。鉄(板厚0.6cm)。スクレーパーは幅3.5×長さ17.5cm、約600g。ステンレス、木。コットン製収納袋が付属。
鉄板は日本製(スクレーパーは中国、収納袋はインド)。

価格:5,940円

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3:tetu 鉄鍋片手 20cm

tetu鉄鍋

日本の鉄フライパンの良さを感じる逸品

フライパンの素材というと、ステンレス、鉄、アルミニウム、チタン、銅などが挙げられます。その中で鉄製というと、「重たい」とか「管理が面倒くさそう」と思い敬遠される方もいらっしゃるかもしれません。

確かにアルミニウムやチタンのフライパンと比べたら重たいかもしれませんが、必要な手入れはそれほど多くありません。また、家庭でプロレベルの美味しい料理を作りたいなら、なんといっても鉄製のフライパンがいいでしょう。

当品は、昭和12年(1937)に創業した池永鉄工株式会社製のもの。鉄製でありながら、片手でも楽に持てるように設計されています。日本の鉄を知り尽くしているからこそ、生まれた逸品です。

ステーキが美味しく焼ける、万能鍋

シャトーブリアンなどの高級肉を自分好みの焼き加減で、自宅で楽しみたくなることはないでしょうか? 友人を家に招き、料理を振る舞うのもいいですね。そんな時、伝統の技を駆使して作られた鉄鍋は、よき相棒となってくれるでしょう。

調理してそのまま出せる万能鍋でもあるので、肉が焼ける音と香りをさせながら食すことができます。また、アウトドアでも活躍するでしょう。

仕様:鋳鉄。容量約1L。全長33×幅21.5×高さ5.3cm、約2.1kg。IH対応。電子レンジ、食洗機使用不可。
日本製。

価格:11,000円

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4:微煙陶炉『やきやきさん』

やきやきさん

400万年前の“呼吸する土”を生かした、伊賀焼

料理好きなら、一度は「伊賀焼の料理道具を使って、料理がしたい」と思ったことがあるのではないでしょうか? 国の伝統的工芸品の指定を受ける伊賀焼は、三重県伊賀市を中心に作られる陶器で鎌倉時代から本格的に生産が始まりました。伊賀焼の一番の特徴は、耐火性、蓄熱性に優れていることです。この特徴は、陶土によるものだと言われています。

伊賀の陶土は、400万年前に生息していた生物の遺骸が含まれており、高温で焼成すると、この遺骸部分が燃え尽きて細かな気孔ができ、多孔質な生地となります。そのため“呼吸する土”と呼ばれ、蓄熱性に優れ、遠赤外線効果が高く食材の芯までじっくり熱を伝えることができるのです。

「微煙陶炉『やきやきさん』」を作ったのは、伊賀焼窯元の長谷園です。天保3年(1832)に創業し、土鍋などを作り続けています。

製作には約3週間の月日を要します。石膏型で成形し、ひび割れを防ぐために約2週間かけてゆっくり乾燥させた後、素焼き、釉薬塗り、本焼きへ。各工程の熟練職人が結集して作る、渾身の自信作です。

煙が出にくい陶製グリル

当品は、「家庭でもっと気軽にバーベキューを楽しめる商品を開発したい」と考案して作られたものです。「従来のホットプレートは煙が多く出て片付けも大変。これを改善しようと試作を重ね、3年かけて完成しました」と社長の長谷康弘さんは語ります。

煙は約350℃を超えると発生しますが、この温度に達しないように炎と陶板の距離を保つ独自の設計が施されています。

フチが付いた土台に陶板をのせた構造も画期的でしょう。陶板自体は食材が転がり落ちないようにフラットなつくりになっていますが、溝は外側に向かって傾斜が付いています。この仕組みにより、食材の脂が下に落ちるのです。ヘルシーで、火への脂落ちの心配がいりません。

やきやきさん構造

仕様:【小】直径27×高さ9.5cm、約2.7kg。
【大】直径32.5×高さ10cm、約4kg。
ともに陶器。日本製。IH調理器使用不可。
※手作りのため寸法・重さ等に多少違いが出る場合があります。

価格:11,000円(小)
13,200円(大)

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5:石乃炙り鉢 十和田石

十和田石

建築資材としても使われる、丈夫な十和田石を炙り鉢に

この炭火の炙り鉢は、昭和10年(1935)に創業した石乃濱田(いしのはまだ)が開発したものです。富山県滑川市で4代続く石工が、鉢ひとつひとつを丁寧に仕上げています。

鉢の素材は、耐火性と蓄熱性のある十和田石。十和田石は十和田湖(青森県、秋田県)の近隣に位置する、秋田県大館市で産出される薄緑色を湛える石です。建築資材などで使われることの多い、頑強な十和田石を調理器具に応用しています。

食卓で本格的な炭火焼きを楽しむ

本品は、卓上で本格的な炭火焼きが楽しめます。炭火と石の遠赤外線効果により、短時間で食材の芯までしっかり熱が入り、肉や魚の旨味を逃がさずおいしく焼けるでしょう。気軽に食卓で干物などの肴を炙りながら、一献できるのが魅力です。

本品には炭金網、炭置き台、立山杉の台座、炭と固形燃料の2回分がセットされているので、すぐに使えます。付属品がなくなったとしても、市販の炭と固形燃料が使えますので、煩わしさもありません。

仕様:本体・幅17.5×奥行き17.5×高さ12cm(台座含む。接地面は幅13×奥行き13cm)。3.9kg(本体)。十和田石、杉材、ステンレス。
日本製。

価格:35,000円(炙り鉢)
1,500円(燃料パック5回分)

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5つの料理道具をご紹介してきましたが、料理好きの男心をくすぐる調理道具は見つかりましたか? 料理の幅を広げてくれる道具が見つかれば、あなたのレパートリーもさらに広がることでしょう。数に限りがある商品もございますので、気になる商品がありましたらお早めにチェックしてみてください。 

※すべて数量限定につき、売り切れとなる場合がございます。

編集/末原美裕・貝阿彌俊彦(京都メディアライン・HP:https://kyotomedialine.com FB
フォトムービー/貝阿彌俊彦(京都メディアライン)

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