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メアリー・カサット《桟敷席にて》〔1878年 油彩・カンヴァス ボストン美術館蔵〕The Hayden Collection-Charles Henry Hayden Fund,10.35.PhotographyⒸ2015 Museum of Fine Arts,Boston

メアリー・カサット《桟敷席にて》〔1878年 油彩・カンヴァス ボストン美術館蔵〕The Hayden Collection-Charles Henry Hayden Fund,10.35.PhotographyⒸ2015 Museum of Fine Arts,Boston

印象派を代表する女性画家、メアリー・カサット(1844-1926)の回顧展が35年ぶりに日本で開催されます。

米国ペンシルヴェニア州ピッツバーグ郊外に生まれたカサットは、画家を志して21歳でパリに渡りました。古典絵画の研究から出発し、エドガー・ドガと知り合ってからは印象派に参加するようになりました。以後は、軽やかな筆づかいと明るい色彩で身近な女性たちの日常を描いて独自の画風を確立し、高い評価を得ました。

本展では、カサットの油彩画やパステル画、版画の代表作に加え、ドガら交流のあった画家たちの作品なども併せて合計約100点を展観し、カサットの足跡を辿ります。(巡回:9月27日~12月4日京都国立近代美術館)

メアリー・カサット《眠たい子どもを沐浴させる母親》〔1880年 油彩・カンヴァス ロサンゼルス郡立美術館蔵〕Digital ImageⒸ2015 Museum Associates/LACMA.Licensed by Art Resource,NY

メアリー・カサット《眠たい子どもを沐浴させる母親》〔1880年 油彩・カンヴァス ロサンゼルス郡立美術館蔵〕Digital ImageⒸ2015 Museum Associates/LACMA.Licensed by Art Resource,NY

本展の見どころを、横浜美術館・広報ご担当の藤井聡子さんにうかがいました。

「まどろみながら母親に身をゆだねる子どもと、すべてを包み込むように受け止める母親優しい眼差し。19世紀後半のブルジョワジーの日常を描いたメアリー・カサットは、「母子像の画家」として知られています。

親子の間に流れる親密な時間と、ふとした表情を捉えた作品は、観る者の共感を呼んできました。画家としての人生を貫くため、一生独身で子どもを持つことのなかったカサットが、母子像にどんな思いを託していたのか。ぜひ作品を前にご想像ください。人物の存在感を際立たせている「手」など、細部の克明な描写にもご注目を」

本展でカサットの傑作《桟敷席にて》が日本で初公開されます。ぜひ足をお運びください。

展覧会サイトはこちら

【メアリー・カサット展】
会期/2016年6月25日(土)~9月11日(日)
会場/横浜美術館
住所/神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
電話番号/03・5777・8600(ハローダイヤル)
料金/一般1600(1400)円 大高生1100(900)円 中学生600(400)円 ( )内は20名以上の団体料金 ※小学生以下無料、65歳以上は一般料金の100円引、土曜日は高校生以下無料(要学生証)、障がい者手帳所持者と介護者1名は無料
開館時間/10時から18時まで、9月2日(金)は20時30分まで(入館は閉館30分前まで)
休館日/木曜日(ただし8月11日は開館)
アクセス/みなとみらい線(東急東横線直通)みなとみらい駅3番出口より徒歩約3分、JR及び横浜市営地下鉄桜木町駅より「歩く歩道」を利用して徒歩約10分

 

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