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世界に誇るセラミックス・ジャパン!近代日本の「陶磁器デザイン」の流れをたどる初の展覧会

富本憲吉《染付ばしょう模様コーヒーセット》〔1918年 京都国立近代美術館蔵〕

富本憲吉《染付ばしょう模様コーヒーセット》〔1918年 京都国立近代美術館蔵〕

明治維新から第二次大戦までの70年に及ぶ、日本の陶磁器におけるデザインの流れを辿る展覧会が、岐阜県現代陶芸美術館で開催されています。

幕末から明治初期にかけて、万国博覧会などによってヨーロッパで「ジャポニスム」が大流行します。これに応じて日本画的な装飾をまとった陶磁器が多数制作され、世界市場に供給されました。

その後、欧米でアール・ヌーヴォーが大流行すると、明治後期には日本の陶磁界でもその影響をうけて図案研究がさかんになります。大正期以降は、デザイン活動が広く展開されるとともに制作者の個性が大きく反映されていき、暮らしに彩を添えるための陶磁器がデザイナーや陶芸家の手によってデザインされました。

浅井忠・図案、清水六兵衛(四代)・製作《菊文様皿》〔1907年 京都工芸繊維大学美術工芸資料館蔵〕

浅井忠・図案、清水六兵衛(四代)・製作《菊文様皿》〔1907年 京都工芸繊維大学美術工芸資料館蔵〕

展覧会の見どころを岐阜県現代陶芸美術館の林いづみさんにうかがいました。

「明治以降、日本の陶磁器従事者たちが海外輸出を想定して「日本らしい」文様を工夫したり、洋食器という新分野を開拓していったことは、今日におけるデザインの先駆的事例といえるのではないでしょうか。

近代日本の陶磁史は、輸出向けの陶磁器の興隆から個人作家としての陶芸家の登場という文脈で語られることが一般的でした。本展は、生業としての陶磁器全般が試行錯誤のなかで獲得してきた魅力あふれるデザインに着目し、その全容をご紹介します。

まさに時代があって生れ出たといえるヴァリエーション豊かな出品作品群はもちろん、新しい「日本の陶磁史」をデザインの視点から提案する、その流れが見どころです」

本展は石川県立歴史博物館(7月23日~8月28日)、兵庫陶芸美術館(9月10日~11月27日)、渋谷区立松濤美術館(12月12日~2017年1月29日)にも巡回されます。ぜひ足をお運びください。

 

【セラミックス・ジャパン 陶器でたどる日本のモダン】
■会場/岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリー1
■会期/2016年5月21日(土)~7月10日(日)
■住所/岐阜県多治見市東町4-2-5(セラミックパークMINO内)
■電話番号/0572・28・3100
■料金/一般800(700)円 大学生600(500)円 ( )内は20名以上の団体料金 ※高校生以下無料
■開館時間/10時から18時まで(入館は17時30分まで)
■休館日/月曜日
■アクセス/JR多治見駅より東鉄バスまたは多治見コミュニティバス(土・日・祝日のみ)で「岐阜県現代陶芸美術館」下車

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