最近の刑事・警察ものドラマはリアリティ重視で、それはそれでかなり緊迫感があり、面白いのだが、時々破天荒だった昔の警察ものを懐かしく思う方も多いのではないだろうか。株式会社CMサイトのランキングサイト「ランキングー!」(https://rankingoo.net/ )が10~60代の男女2,984名に聞いた「リメイクで見たい80年代刑事・警察ものドラマは?」というアンケートの結果をご紹介しよう。
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■リメイクで見たい80年代刑事・警察ものドラマランキング
第1位:西部警察
「今の技術なら、もっと激しいアクションシーンが再現できそうだから」
「カースタントがド派手で好きだったよ」
「とにかくスケール感が異常。
今のテレビでは考えられないほど、派手で過激な爆破シーンがとても強く残っているので」
「歴代のスカイラインに憧れてました。いまリメイクすると何になるかワクワクします」
「今ではできないであろう派手なアクションや爆発シーンが見てみたい」
今では考えられないほどの大迫力のアクションシーンで大人気だった刑事・警察ドラマ。凄まじいカーチェイスや銃撃戦、大量の火薬を使った大爆破、と当時でも視聴者の度肝を抜く演出は今見ても驚きである。
第2位:噂の刑事トミーとマツ
「コミカルな掛け合いが楽しかった」
「国広富之が最後に全部持って行くコメディドラマが印象的で毎週見てました」
「トミーとマツの二人のやりとりが面白くて毎週見ていた」
「トミーとマツが相模警視にバカと何度も怒鳴られるシーンが印象的」
国広富之扮する岡野富夫、通称「トミー」と、松崎しげる(!)扮する松山進、通称「マツ」の2人の刑事が活躍するバディものの先駆けとなった刑事ドラマ。当時放送されていた刑事・警察ドラマとは趣が異なり、コメディタッチの演出にファンも多かった。
第3位:Gメン’82
「子供の時に見てました」
「アクション満載の刑事ドラマ観たいです」
「Gメン’75」の続編。Gメン’82は1年で終了しているが、Gメン’75の時代から数えると7年に渡り放送されていた刑事ドラマ。丹波哲郎の黒木警視の存在感が凄い。滑走路を並んで歩くオープニングは、「Gメン歩き」として真似をした子供も多いはず。
第4位:非情のライセンス
「天知茂さんのシブさと主題歌の「昭和ブルース」が光ってました」
「子供ながら天地茂の苦み走った男らしい顔が好きだった。もう一度見たい」
「劇画タッチの雰囲気が今となっては懐かしいから」
苦み走ったいい男の代名詞、天知茂主演のハードボイルド刑事ドラマ。昭和テイスト溢れる画面に懐かしさを覚える世代多数。主題歌も「昭和ブルース」も天知茂が歌っている。 ちなみに、タイトルと同名の「非情のライセンス」という曲もあるが、これは「キイハンター」の主題歌。歌は野際陽子。
第5位:刑事犬カール
「美人婦警と犬。時代を超えて、誰が演じても癒されるドラマになる」
「カールの活躍がみたい」
「子供の頃に観ていたので、あの犬をみるとカールと名付けたい」
婦警役に当時アイドルの木ノ内みどりが扮した30分ドラマ。「刑事犬」はこのドラマでの呼称である。刑事犬カール役のジャーマンシェパードは実際には複数の犬が担当していたらしい。
【6位以下はこちら】
6位 | ザ・ハングマン |
7位 | 私鉄沿線97分署 |
8位 | 爆走!ドーベルマン刑事 |
9位 | 青春はみだし刑事 |
10位 | 警視庁殺人課 |
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いかがだっただろうか。1位の西部警察は今ならCGでこのくらい…、と思われるアクションシーンもあるかもしれないが、当時実際に行っている迫力は今の最先端技術でも敵わないのではないだろうか。
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