「Google Chrome」と「Googleアプリ」、どちらもスマートフォン(以下スマホ)やパソコンで日常的に使うアプリですが、それぞれの違いをご存じでしょうか? 単なるブラウザと検索アプリというだけではありません。
それぞれが持つ独自の機能や特性を知ることで、もっと快適に、もっと便利にインターネットを楽しむことができます。
この記事では、インターネットに不慣れだとしても簡単に理解できるように、2つのアプリの魅力と使い方をわかりやすく説明していきます。この記事を読んで、どちらをどう使い分けるべきかを考える手立てにしてください。
目次
「Google Chrome」と「Googleアプリ」の基本情報
Google ChromeとGoogleアプリの違い
Google Chromeの魅力と使い方
Googleアプリの魅力と使い方
最後に
「Google Chrome」と「Googleアプリ」の基本情報
Google ChromeとGoogleアプリの違いを理解することで、スマホやパソコンをより効率的に活用することができます。2つの特徴について、それぞれ見ていきましょう。
Google Chromeとは何か?
Google Chromeは、ウェブページを表示するための「ブラウザ」と呼ばれるアプリケーションです。ブラウザとは、インターネット上の様々な情報を閲覧するためのソフトウェアのこと。
Google Chromeでは、以下のような操作ができます。
・ウェブサイトの閲覧
ニュースサイト、ブログ、ショッピングサイトなど、あらゆるウェブページを開いて閲覧できます。
・検索エンジンの利用
Google検索バーにキーワードを入力して、必要な情報を検索することができます。
・ブックマークの活用
よく訪れるサイトを保存して、簡単にアクセスできるようにします。
・プライベートブラウジング
履歴を残さずにウェブを閲覧することができる「シークレットモード」を利用することができます。
Googleアプリとは何か?
Googleアプリは、Googleが提供する様々なサービスを1つにまとめた便利なアプリケーション。スマホやタブレットで情報をすばやく調べることが可能です。
Googleアプリでは、以下のような操作ができます。
・検索
キーワードを入力して、必要な情報をインターネット上からすばやく検索できます。
・音声検索
音声で質問を入力すると、Googleが答えを見つけてくれます。
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・ニュースフィード
あなたの興味や関心に基づいた、最新ニュースが自動で表示されます。
・天気予報の確認
今いる場所の天気予報をすぐに確認できます。
Google ChromeとGoogleアプリの違い
Google ChromeとGoogleアプリは、それぞれ異なる強みを持っています。強みを理解すれば、どちらを使うべきかが明確になるでしょう。ここでは、両者の得意なところを紹介します。
Google Chromeの強み
パソコンやスマホで、多くのウェブページを同時に開いて使いたいときなどに便利です。複数のサイトを見比べたいときや、長時間インターネットを使うときに適しているでしょう。
Googleアプリの強み
スマホで簡単に情報を探したり、ニュースを短時間でチェックしたいときなどに便利です。外出先でも使いやすく、すぐに必要な情報を得たいときに向いています。
Google Chromeの使い方
Google Chromeの基本がわかったら、具体的な使い方について見ていきましょう。
ウェブサイトの閲覧方法
Google Chromeを開いたら、画面上部にある「アドレスバー」にアクセスしたいウェブサイトのURLや名前を入力し、「Enter」キーを押します。
アドレスバーは、ただのURL入力欄だけでなく、検索バーとしても機能します。検索ワードを直接入力して検索結果にアクセスすることが可能です。
タブ機能の活用
複数のウェブページを同時に開きたいときは、画面上部にある「タブ」を使いましょう。新しいタブを開くには、タブバーの右端にある「+」ボタンをクリックするか、Ctrl + T(Windows)またはCmd + T(Mac)を押します。複数のページを効率的に管理し、作業をスムーズに進められるでしょう。
Google Chromeの同期機能の活用法
GoogleアカウントでGoogle Chromeにログインすると、ブックマークや履歴、開いているタブが自動的に他のデバイスと同期されます。具体的には、パソコンで開いたウェブページを外出先のスマホでもすぐに確認できるということ。 同期を有効にするには、右上の「プロフィールアイコン」からGoogleアカウントにログインし、「同期をONにする」画面で有効にしてください。
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Googleアプリの使い方
続いて、Googleアプリの魅力と使い方を紹介します。
音声検索とテキスト検索
Googleアプリを開いたら、すぐに検索バーが表示されます。調べたい内容を直接入力するか、マイクのアイコンをタップして音声で質問してみましょう。「明日の天気は?」と話しかけてみるとしましょう。即座に天気予報が表示されます。
手が離せない状況でも、音声操作で必要な情報を簡単に取得できる点が大きな魅力です。
ニュースフィードの利用
Googleアプリは、あなたの興味や検索履歴に基づいた最新ニュースや記事を自動的に表示します。この「Google Discover」機能を利用することで、アプリを開くだけであなたに最適化された最新情報にアクセスできるため、情報収集がはかどるでしょう。
GoogleアプリとGoogle Chromeの連携
Googleアプリで検索した結果から、さらに詳細な情報をGoogle Chromeで閲覧することもできます。例えば、ニュース記事を読んでいて、さらに深掘りしたい場合は、そのままGoogle Chromeで開くことが可能です。
具体的には、記事を表示中に画面右上のメニューアイコン(3つの縦ドット)をタップします。表示されるメニューから「Chrome ブラウザで開く」を選択。これにより、アプリからブラウザへの移行がスムーズで、情報収集が途切れることなく続けられます。
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最後に
Google Chromeは、多機能なブラウザとして、ウェブ閲覧や作業に最適な環境を提供しています。一方、Googleアプリは、手軽に情報収集や検索を行うためのツールとして非常に優れているということがわかりました。場合によって使い分けることで、インターネットをより効率的に楽しむことができるでしょう。
●監修/三鷹 れい(みたか れい|京都メディアライン・https://kyotomedialine.com FB)
プログラマー。中小企業のDX化など、デジタル分野での支援をしている。主な開発分野はバックエンド・フロントエンド・アプリ。その他、歴史などの人文系にも興味を持つ。