節目や大事な出来事を控えると、私たちはごく自然に神社を訪れます。しかし、神社の建物の名前や、神社に仕える人のことなど、意外と知らないことも多かったりします。
今回は、神社が好きな方や、日本文化をもっと知りたい方のための検定『神社検定(神道文化検定)』の過去問題より、神社の基本知識に関する問題を4問出題します。ぜひチャレンジしてみてください!
【クイズ1】
神社の基本的な配置に関する問題です。神社とは神様を祀る神聖な場所のことです。神社の境内にはさまざまな建物がありますが、まず、見えてくるのが神社の入り口に立つ鳥居です。鳥居をくぐると参道が続いていますが、参道の先にあるお祭りや拝礼を行う建物とは何でしょうか。
1.神楽殿
2.社務所
3.拝殿
4.祓所
【クイズ2】
以下の文章の( )に入る言葉として正しいものはどれでしょうか。
神社が出来上がる頃のご祭神は、地名や神社名に神をつけた「○○神」といった名前で、「その土地や神社に現れた神」として認識されていたようです。これらの神様は、人格的な性質より、むしろ自然を象徴する側面が強く、同時に、地域の人たちの地主神や、血縁関係にある人たちの( )的な神様でした。
1.氏神
2.産土神
3.鎮守神
4.崇敬神社
【クイズ3】
境内でご本殿以外に小さなお社を見かけることがあります。その神社のご祭神や神社にゆかりのある神様をお祀りしていますが、その小さなお社を何というでしょうか。
1.幣殿
2.斎館
3.お旅所
4.摂社・末社
【クイズ4】
巫女さんの説明で正しくないものを選んでください。
1.巫女さんになるには資格が必要
2.巫女さんと神職が行うことには違いがある
3.古代においては、神様のお告げを聞き神意を伝える重要な存在だった
4.多くの神社で、白衣に緋色の袴を着けて奉仕している
以上、4問です。いかがでしたか?