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20世紀の写真史に輝く知られざる巨匠!「アルバレス・ブラボ」の写真展

激動期のメキシコを静かな目で捉えた写真家、アルバレス・ブラボの写真展が、名古屋市美術館で開催されています。(~12月18日まで)

アルバレス・ブラボ《舞踏家たちの娘》1933年 ?Colette Urbajtel / Archivo Manuel Álvarez Bravo,S.C.

アルバレス・ブラボ《舞踏家たちの娘》1933年 ?Colette Urbajtel / Archivo Manuel Álvarez Bravo,S.C.

メキシコ写真界の巨匠、マヌエル・アルバレス・ブラボ(1902-2002)は、1920年代末に頭角を現し、最晩年の1990年代末にいたるまで、一貫して独自の静けさと詩情をたたえた写真を撮り続けました。

本展は、作家遺族が運営するアーカイヴの全面的な協力を得て、アルバレス・ブラボの写真作品の魅力をたっぷり堪能できる、国内では過去最大規模となる大回顧展です。

アルバレス・ブラボ《眼の寓話》1931年 ?Colette Urbajtel / Archivo Manuel Álvarez Bravo,S.C.

アルバレス・ブラボ《眼の寓話》1931年 ?Colette Urbajtel / Archivo Manuel Álvarez Bravo,S.C.

本展の見どころを、名古屋市美術館広報担当の蒲原貴子さんにうかがいました。

「アルバレス・ブラボの100年の生涯において、初期の代表作から90歳を超えてからの最晩年の作品に至るまで、約70年に及ぶ芸術の全貌を、192点ものモノクロプリントと関連資料により紹介します。

また、関連企画として当館所蔵のアルバレス・ブラボの作品のほか、同時代にメキシコで活躍した写真家ティナ・モドッティ、壁画家ディエゴ・リベラなどの作品も同期間展示しています。

見る者の眼を刺激するような衝撃的な光景ではなく、ただ静かに見つめているうちに、対象に注がれた温かく優しい写真家の視線を感じることができるような抒情的な光景が眼前に拡がります」

ブラボの眼が捉えたメキシコの人々と暮らしが伝わる展覧会です。会場でじっくりご鑑賞ください。

【アルバレス・ブラボ写真展―メキシコ、静かなる光と時】
■会期/2016年11月3日(木・祝)~12月18日(日)
■会場/名古屋市美術館
■住所/名古屋市中区栄2-17-25(芸術と科学の杜・白川公園内)
■電話番号/052・212・0001
■料金/一般1000(800)円 大高生800(600)円 ( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下無料
■開館時間/9時30分から17時まで、金曜日は20時まで(入場は閉館30分前まで)
■休館日/月曜日
■アクセス/地下鉄東山線・鶴舞線伏見駅5番出口より南へ徒歩約8分、鶴舞線大須観音駅2番出口より北へ徒歩約7分、名城線矢場町駅4番出口より西へ徒歩約10分

※名古屋市美術館のサイトはこちら

取材・文/池田充枝
1989年「サライ」の創刊時より歴史資料の調査や展覧会情報を中心にフリーランスで「サライ」の取材・執筆に携る。

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