2階吹き抜けより、数々の列車が展示される「車両ステーション」を望む。蒸気機関車の後ろにトレインマークを掲げた特急車両が並ぶ。写真提供/鉄道博物館

日本の鉄道開業から150年の歴史を系統立てて学び、識ることができるのが鉄道博物館だ。

入館した誰もが、まず圧倒されて足を止めるのが「車両ステーション」だ。そこには、鉄道開業時に走った1号機関車から新幹線まで、36の車両が一堂に展示されている。博物館でもっとも人気のスペースだ。

「富士」(マイテ39形客車)や「あさかぜ」(ナハネフ22形客車)なども、トレインマークを掲げて展示されている。「あさかぜ」は車内が見学でき、客車内の寝台の構造が見て取れる。寝台特急に乗車したことのある読者なら、旅の思い出がよみがえることだろう。

高度経済成長期の昭和30年代に登場し、活発になった人々の往来を支えた「こだま形」の特急電車(クハ181形電車)も、内照式のトレインマークを煌々と照らして待ち受ける。

「お宝」が並ぶギャラリー

トレインマークの実物は、2階の「コレクションギャラリー」に展示されている。そこには、1921年(大正10)に開館した初代・鉄道博物館から現在に至る、鉄道機器や駅名表示などの「お宝」を収蔵する。

ずらりと並んだトレインマークを間近に見ると、色や文字の造形からそれぞれの列車の個性が浮かんでくるようだ。

コレクションギャラリー。トレインマークをはじめ、初代の鉄道博物館から100年にわたり収集されてきた鉄道資料が展示されている。写真/杉﨑行恭

鉄道博物館

埼玉県市大宮区大成町3-47
電話:048・651・0088
開館時間:10時〜17時(最終入館は16時30分)
料金:1230円(前売り)、1330円(当日)事前購入制
休館日:火曜(祝日は開館)、年末年始
交通:JR大宮駅よりニューシャトルで鉄道博物館(大成)駅下車、徒歩約1分

取材・文/宇野正樹

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撮影/植野製作所 図版/日本海ファクトリー

※この記事は『サライ』本誌2022年2月号より転載しました。

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