「最近風邪を引いても治りにくい」、「寝ても疲れが取れない」、「花粉症などアレルギー症状が出る」、こういった悩みはありませんか? もしかしたら、原因は免疫力の低下のせいかもしれません。
ラムズ・マークス株式会社(https://rams-marks.jp/)が、50歳以上の男女を対象に「免疫力低下と対策」に関する調査を実施しました。免疫力が下がると糖尿病・心臓病・がん…など様々な病気へのリスクが高まります。心当たりがある方は実際に対策できていますか? 対策するために、免疫力を上げる成分が何かを知っておくと良いでしょう。

■「免疫力が落ちてきた…」と感じる瞬間

「最近免疫力が落ちていると感じるときはありますか?」と質問したところ、約6割の方が『はい(57.1%)』と回答しました。どのようなときにそう感じるのか聞いたところ、『疲れやすくなった(76.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『寝ても疲れがとれない(42.8%)』『風邪を引いても治りにくい(34.5%)』、『花粉症などアレルギー症状が出る(27.5%)』、『歯周病になった(18.5%)』、『肌荒れしやすくなった(16.8%)』、『糖尿病と診断された(9.3%)』と続きました。
少し前までは一晩寝たら疲れが取れたり、風邪もすぐに治ったりしていたものが、年齢を重ねるにつれなかなか治まらない、なんてことが増えてきたのかと思います。こういった症状が思い当たる方は、もしかしたら免疫力が下がっているのかもしれません。

■免疫力を上げるための対策とは?

「免疫力を上げるために何かしていますか?」と質問したところ、6割以上の方が『いいえ(62.3%)』と回答しました。免疫力が落ちていると感じているのに対し、対策をしていない方が多いという結果になりました。「対策の仕方がわからない」なんて方もいるのかもしれません。

では、対策している方は実際に何をしているのでしょうか? 具体的に何をしているのか質問したところ、『十分な睡眠をとる(66.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『食事に発酵食品を取り入れる(62.3%)』、『適度な有酸素運動(46.3%)』、『サプリを摂取する(36.8%)』、『湯船にゆっくり浸かる(34.2%)』、『笑う(14.7%)』と続きました。

十分な睡眠をとることはストレスの緩和にも繋がりますし、乳酸菌などが入っている発酵食品も、腸内環境を整えてくれる作用があるので、免疫力が高まるといわれています。
また、心や身体にとって良いとされていることが「笑う」ことです。笑うと脳の前頭葉に興奮が起き、それが免疫をコントロールする機能である間脳に伝わり、情報伝達物質の神経ペプチドが活発に生産されます。このプラスの感情からできたペプチドが、血液やリンパ液を通じて体中に流れ、免疫力を高めてくれる細胞を活性化させてくれるのです。

■NK細胞を活性化させて免疫力アップ!

みなさんは免疫力が上がる細胞である「NK(ナチュラルキラー)細胞」を知っていますか?「NK(ナチュラルキラー)細胞をご存知ですか?」と質問したところ、約7割の方が『いいえ(72.5%)』と回答しました。
知っている方が少ない「NK(ナチュラルキラー)細胞」ですが、NK(ナチュラルキラー)細胞とは、腫瘍細胞やウイルス感染細胞の拒絶に重要な役割を果たしてくれる細胞のことです。こんな救世主のような細胞をどんどん増やしていきたいですよね。
そのために、どのような成分が「NK(ナチュラルキラー)細胞」を活性化させるのかを知っていますか?
「NK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させる成分で、知っているものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『ビタミン(68.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『ミネラル(49.7%)』、『タンパク質(41.8%)』、『リコピン(41.8%)』、『フコイダン(26.9%)』『βグルカン(19.7%)』、『ブロリコ(13.3%)』と続きました。

■サプリを購入する際の基準は?

NK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させるために、必要な成分を食事やサプリなどから摂っていきたいですよね。では、サプリを選ぶ際に何を基準にして購入を決めているのでしょうか?
「サプリを選ぶときの基準は何ですか?(上位3つ選択)」と質問したところ、『成分(81.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『値段(70.3%)』、『成分の含有量(55.1%)』、『メーカー(36.4%)』、『成分の純度(28.5%)』、『口コミ(21.5%)』と続きました。

成分や値段が多く挙がりました。この2つももちろん重要になってきますが、成分の含有量や純度も重要です。サプリを購入するときに、しっかりと確認したいですね。

■将来、不安に感じる病気とは?

免疫力が落ちてくると、将来病気にかからないか不安になってきますよね。そこで、「将来不安に感じる病気を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『がん(56.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『脳梗塞(38.9%)』、『高血圧(33.6%)』、『糖尿病(28.3%)』、『心臓病(25.6%)』、『肝炎(11.8%)』と続きました。

***

重い病気にかからないためにも、睡眠・食事・適度な運動等で免疫力を上げて、健康的な身体を維持したいですね。

調査概要:「免疫力低下と対策」に関する調査
【調査日】2020年3月6日(金)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,072人
【調査対象】50歳以上の男女
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

 

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