気になるシミ

コロナ禍も2年目に突入。夏に向け、紫外線による肌ダメージが気になる季節になりました。外出の機会も減り、マスクで顔半分が覆われていることで油断をし、紫外線対策がついつい疎かになっていませんか。

自粛生活で紫外線を浴びていないはずなのに、実はシミが気になる人が増えているという現状が明らかになりました。これは一体どうしてでしょうか?

そこで、資生堂(https://www.shiseido.co.jp/)は、2021年3月、コロナ禍におけるシミケアへの対策や悩みの実状を詳らかにするための意識調査を実施しました。「そう言われると、シミが増えたわ」という方は、ぜひこの記事をご参考にしてください。

■コロナ禍で変わったライフスタイル

行動が制限される今、ライフスタイルはどのように変わってきているのでしょうか。コロナ禍でライフスタイルが変化したかを聞いたところ、下記の3つが上位になりました。

・メイクをする頻度が減った
・座りっぱなし、あまり歩かないなど、運動不足になった
・コロナ前に比べ、精神的なストレスを感じるようになった

メイクをする機会が減り、運動不足やストレスを感じている方が多数おられることがわかりました。では、美容への意欲に変化はあるのでしょうか。

「コロナ禍になっておうちでの美容ケアへの意欲はあがりましたか?」と聞いたところ、66%の方が「上がった」と回答。では、どのように上がったのかをみていきましょう。

「コロナ禍になって、おうちでの美容ケアへの意欲はどのように上がりましたか?」(複数回答)の問いに、

「より効果の高いコスメを探す・買うようになった」 49.4%
「より時間をかけてケアをするようになった」46.8%

コロナ禍において、美容のためにお金と時間をかけたいという方が多くなっている現状は、どういったことが原因なのでしょう。

■コロナ禍以降、シミ・肝斑が気になるように

「コロナ禍になってシミ・肝斑(かんぱん)ケアへの意識は変わりましたか?」と聞いたところ、

「変わった」42.6%
「変わらない」57.4%

シミや肝斑に対する意識が変わったと感じている人は、全体の半数弱を占めました。「具体的に意識はどう変わりましたか?」と質問すると、下記のような結果に。

シミ・肝斑ケアへの意識変化

「より顔のシミ・肝斑が『気になるように』なった」が、抜きん出て多い結果となりました。気になる方が増えたことで、 より効果の高いコスメを探す方が増えたということが考えられますね。

では、なぜシミが気になる人が増えたのでしょうか? そして気になるシミの原因をみていきましょう。

■シミの原因は「マスクの摩擦」「運動不足」「精神的ストレス」

皮膚科医の日比野佐和子先生にコロナ禍でのシミの原因をお聞きしたところ、


「マスクの摩擦がシミ原因になっているほかに、運動不足や精神的ストレスはシミの出現の一因となり得ます。また、外出をしない時も下地やファンデーションをしていることでうるおいケアやUVカットなどの効果が期待できます。しかしメイクをしないことで、日中の乾燥や紫外線対策が疎かになってしまっているとも捉えられます。」

とのことです。

外出の機会が減ったからといって油断大敵、シミの原因は紫外線だけではないことがわかりました。おうち時間もしっかりと保湿、そしてUVケアはマストですね。

マスク

■マスクの擦れによって“血管の異常増殖”が起こる!?

マスクの着脱時に起こる擦れなどにより、肌のダメージを修復しようとして血管の新生が促され、マスクの縁が当たる位置にシミが現れてしまうことがあるそうです。

《資生堂新知見:血管の異常増殖とシミが増えるメカニズム》
肌がダメージを受けると、血管内皮細胞から「ウロキナーゼ」という酵素が分泌され、この酵素が血管内皮を増殖させる因子(血管内皮増殖因子:VEGF-A)と協調して血管の新生を促進します。
この「ウロキナーゼ」の活性が高まると、メラニン生成の引き金となる酵素「チロシナーゼ」の活性も高まり、メラニンを増やしてしまうことがわかっています。
参考:資生堂 シミ予防研究

シミのメカニズム

また、肝斑は外的刺激などの要因よりも、女性ホルモンのバランスが崩れることが原因となり、30代から50代の女性に出現しやすいといわれていますが、物理的なダメージによって繰り返してしまう恐れがあるようです。

■繰り返す「シミ」を断ち切るための食生活

異常な血管新生を防ぐためには、活性酸素を発生させやすい習慣を避け、また、血管内壁をはじめ、血管の健康状態を維持することを目指す対策が必要なのだそう。特に必要とされる栄養や注意すべきことは下記のとおりです。

・細胞を作ってくれるタンパク質
・エネルギー代謝に働くビタミンB群
 ビタミンB1:糖質の分解を助ける
 ビタミンB2:脂質の代謝を促す
 ビタミンB6:健康な肌や髪、歯を作る
 ビタミンB12:血液を作る
 ナイアシン:皮膚や粘膜の健康維持を助ける
 パントテン酸:脂質・糖質・たんぱく質の代謝に役立つ
 葉酸:貧血を防ぐ
 ビオチン:皮膚や粘膜の健康維持を助ける
・ナッツなどに含まれるビタミンE
・ジャンクフードなどで使用されがちな酸化したオイルは避ける
・魚やアマニ油、えごま油に豊富に含まれるオメガ3オイルなどの良質なオイル
・肝斑が気になる場合には、女性ホルモンバランスを整えてくれる大豆イソフラボン

おうち時間が長くなる今だからこそ、バランスの良い食生活を心掛けましょう。

■コロナ禍においてシミを増やさないための生活習慣

コロナ禍においては、生活リズムの乱れ、運動不足、栄養の偏り、長い外出自粛生活による紫外線への油断、精神的ストレスなど、シミの発生しやすい条件が揃ってしまっています。

活性酸素を増やさず、元気な細胞を作るための生活習慣は…

・ゆっくり湯船に浸かり、身体の代謝能力をアップさせる。
・寝る前にマッサージやストレッチをして身体をリラックスさせる。精神的なストレスを溜めない。
・十分な睡眠を取ることで、肌の修復を助ける成長ホルモンの分泌を活性化させる。
・無理なダイエットをしない。
・紫外線を避ける。
・酸性雨などを浴びない。
・タバコや過度な飲酒を避ける。
・有酸素運動やスローな運動を習慣(深呼吸などを取り入れて)にする。

***

外出が減ることでメイクをする機会も減り、自然と素顔を見ることが多くなり、“あれ?こんなところにもシミが?”と気づきやすくなったのかもしれません。人と会う機会が少ない今だからこそ、“お肌”の充電期間として磨きをかけるのもいいですね。

紫外線が強いこの季節、マスクの下のUVケアをどうぞお忘れなく。

《調査概要》
実施時期:2021年3月 手法:インターネット調査
対象:「皮膚科やエステ等でシミや肝斑対策の施術を受けたことがある」25歳~59歳の女性700名
【監修者】 皮膚科医 日比野 佐和子(ひびのさわこ) 先生

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