創業137年、世界40の国と地域に日本酒を輸出している永井酒造株式会社は、永井酒造の世界観を体験できるテイスティングルーム、及び醸造研究所を備えた施設「SHINKA〜真価、進化、深化〜」を8月1日(火)にグランドオープンした。
このオープンを記念して、同日より発売している特別な熟成酒「THE MIZUBASHO PURE 2008」、「MIZUBASHO VINTAGE 2008 大吟醸」、「MIZUBASHO VINTAGE 2008」には、本施設でテイスティング体験ができる招待状が同封されている。

新複合施設【SHINKA】とは

設計は、空間を五感に訴える音・光・映像・香でデザインする五感クリエイターとして活躍する大髙啓二氏が担当。大切なお客様を招く我が家のリビングルームのようなイメージで仕上げられた。

「SHINKA」は、テイスティングルーム、及び醸造研究所を備えた複合施設。
施設に名付けられた「SHINKA」には、真の価値を追求する“真価”、エボリューションの“進化”、お互いの関係性を深める“深化”の3つの意味が込められている。
この特別な空間での体験は、完全招待制での提供となり、今回は、2008 熟成酒シリーズのいずれかを購入した方だけが、特別に招待状を貰えるシステムになっている。

テイスティングルーム

テイスティングルームには、針葉樹の山林で見つけられた珍しい山桜で作られた長さ約5メートルの特注のテーブルが配置されている。

SHINKAでは、永井酒造が長年の歳月をかけて研究し続けている熟成酒への想いや時間の経過でしか造れない希少な味わい、またスパークリング日本酒のパイオニアとして約20年手がけている“スパークリング日本酒”の魅力と可能性を体験できる「テイスティングルーム」が設けられている。そして併設している醸造研究所で開発する「ラボ SAKE」を含めた、この場所でしか味わうことができない特別な日本酒をテイスティングできるスペースとなっている。

醸造研究所

写真左奥に見える部屋が醸造研究所。その名の通り醸造を研究する場になっている。

永井酒造が大切にしている「伝統と革新」の考え方をベースに、伝統的な日本酒造りを大切にしながら新たな日本酒を追求するべく、「醸造研究所」が併設された。ここでは、今まで挑戦できなかった様々な手法による日本酒を小ロットで試しながら醸造し、商品化したボトルは「ラボ SAKE」としてSHINKAでのみテイスティング、及び限定販売される。

SHINKAの利用について

1日1組限定。
利用方法:2008 熟成酒シリーズに同封の招待状記載のQRより申し込みできる。
所在地:群馬県利根群川場村門前713
TEL:0278-52-2311
グランドオープン:2023年8月1日(火)

今回発売される3種の熟成酒

長年の歳月をかけて研究し続けている永井酒造の熟成酒は、氷温でゆっくりと熟成を進めることにより、熟成ワインのようなエレガントな仕上がりとなっている。その熟成酒のほとんどがまだ貯蔵されており、「SHINKA」の新設に合わせて今後販売していく。3種の熟成酒には「SHINKA」でテイスティング体験ができる招待状が同封されている。

MIZUBASHO VINTAGE 2008 大吟醸・純米大吟醸

MIZUBASHO VINTAGE 2008 大吟醸
製品タイプ:大吟醸熟成酒
希望小売価格:19,800円(税込)
販売本数:限定350本
MIZUBASHO VINTAGE 2008
製品タイプ:純米大吟醸熟成酒
希望小売価格:39,600円(税込)
販売本数:限定600本

登熟期の高温により、酒米の山田錦が溶けにくかった年。純米大吟醸、大吟醸ともに掛米の吸水は当時では1~2%多めを狙って醸し上げた。
想定より米が溶けず淡麗な味わいで、一本芯の通ったスタイルで仕上がったため限定数長期貯蔵すると決断。
以後、-3〜-5℃で貯蔵して出荷のタイミングをはかっている。
大吟醸は、綺麗な透明感が未知なる熟成の可能性を感じさせる味わいに仕上がり、純米大吟醸は、よりコメ本来の旨みを引き出した逸品に仕上がっている。

THE MIZUBASHO PURE 2008

THE MIZUBASHO PURE 2008
製品タイプ:スパークリング熟成酒
希望小売価格: 33,000円(税込)
販売本数:限定180本

水芭蕉ヴィンテージシリーズのなかで初となるAWA SAKE(スパークリング日本酒)。
また2008年は永井酒造初のAWA SAKE商品「MIZUBASHO PURE」の販売を開始した記念すべき年。MIZUBASHO PUREが完成して、次のAWA SAKEのプレステージを模索。既存のPUREとは全く違う元酒にチャレンジした。それは累乗仕込みをベースに考えた瓶内二次発酵。そして「MIZUBASHO PURE」の特許技術を駆使して誕生した「THE MIZUBASHO PURE 2008」。
AWA SAKEのパイオニアであり、数十年にわたり熟成酒を研究してきた永井酒造にしか生み出せない、まさに唯一無二のヴィンテージAWA SAKEだ。

―販路―
酒販店からのご購入
https://mizubasho-search.glideapp.io/dl/d0a5f4

蔵から直接のご購入
https://shinka-nagai.jp/

VINTAGE SAKE(ヴィンテージ酒)の挑戦

水芭蕉ヴィンテージシリーズの挑戦は、6代目蔵元が入社して間もなく白ワインの王様と言われる偉大なグランヴァンと出会い、稲妻が落ちたような衝撃を受けたことから始まった。長期熟成したワインのような「複雑な味わいを持ちながら繊細で余韻が永く、エレガントで心地よい存在感がいつまでもある」。そんな世界観を目指した永井酒造の熟成酒は、-3〜-5℃という温度帯の氷温セラーの中で、10年以上もの歳月を経て少しずつ熟成を重ねており、瑞々しさや繊細な香りと何層にも重なる複雑でエレガントな味わいの調和を楽しめる。

熟成酒に関するSTORYはこちらから。
~老舗酒蔵が新たなジャンルに挑む、ゼロから研究して誕生した熟成酒~
https://prtimes.jp/story/detail/DBn7pOsNqwx

* * *

永井酒造株式会社 
所在地:群馬県利根郡川場村門前713
創業年:1886年
代表者:代表取締役社長6代目蔵元 永井則吉
URL:http://www.nagai-sake.co.jp/

創業1886年。利根川源流域に位置する群馬県川場村で「自然美を表現する綺麗な酒造り」をモットーに発売している特別な熟成酒“水芭蕉”と”谷川岳”の2銘柄を醸す酒蔵。
全国新酒鑑評会では通算18回の金賞を受賞しており、フラッグシップ商品であるスパークリング日本酒「MIZUBASHO PURE」はフランスの一流ソムリエ達が審査を行う国際日本酒コンテスト「Kura Master2020」においてスパークリング部門最高賞の「審査員賞」を受賞。
「伝統と革新」をテーマに、スパークリング、スティル、ヴィンテージ、デザートという4種類の日本酒を食事のコースに合わせて楽しむコンセプト「NAGAI STYLE」を開発。新しい価値観の日本酒「MIZUBASHO Artist Series-水芭蕉アーティストシリーズ-」を通して、環境保全と女性のエンパワーメント支援、また持続的に地域社会の発展に貢献する為の取り組みを行っている。

 

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