ほどよい甘さが後を引くフランス仕込みの正統派

パティスリー アビニョン(千葉・我孫子)

「シュークリーム」227円。粉砂糖を振りかけてある。
断面を見るとカリっと焼き上げた皮がよくわかる。径約7cm、重さ約80g。

41年前、両親が開いたパンと洋菓子の店を継ぎ、40種類ほどのケーキと焼き菓子を手がけるシェフの坂本昌子さん。2度の渡仏経験があり、フランス・イッサンジョー国立高等製菓学校で助手を務め、フランスのコンクールで優勝するなど豊富な実績を持つ。

坂本さんが手がけるシュークリームは、フランス仕込みの正統派の味わい。生地は固めにしっかり焼き、カスタードと生クリームを合わせたもっちりした食感だ。

シュー皮を切り、クリームを詰める。カスタードと生クリームの割合は半々。店では好みのデザインのケーキも受け付けている。
毎朝一度、220度のオーブンに入れ、徐々に温度を下げて乾燥させながら1時間20~30分焼く。

「生地もクリームも伝統に従うシンプルなものです。私は卵とバニラの香りを出すために、あっさりとした生クリームを使っています」と坂本さん。おいしい食べ方はシュー皮の蓋の部分にクリームをつけるとのことで、いただくと、香ばしい皮の風味のあとに、ざっくりと混ぜ合わせたカスタードと生クリームがおいしく融合する。ついもうひとつと手を伸ばしたくなる、くどくない甘さだ。

店内にはフランスのアンティーク小物が飾られ、素朴で温かみのある雰囲気を醸し出している。

シェフの坂本昌子さん。2度目の渡仏では飴細工を勉強し、フランス国内のコンクールで総合優勝。原材料を厳選し手作りに徹する。

●パティスリー アビニョン
千葉県我孫子市天王台1-1-30 電話:04・7182・0501 営業時間:10時~19時 定休日:木曜(祝日は営業) 交通:JR常磐線天王台駅から徒歩約1分

ケーキのほかにマドレーヌやパイなどの焼き菓子が豊富に揃う。常連客が多く訪れる、地元で愛される店だ。

取材・文/関屋淳子 撮影/高橋昌嗣

※この記事は『サライ』本誌2021年12月号より転載しました。

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