日増しに寒くなってくるこれからの季節に、飲んべえにとってはとても重宝しそうな逸品を紹介しよう。
酒のタイプに応じた適正温度にこだわったタンブラーやビアグラス、スープボウル等の「飲みごろシリーズ」で知られるドウシシャが、“日本酒の温度を保って、おいしく呑みたい!”をコンセプトに開発したという「飲みごろ日本酒セット」がそれだ。
ガラスの内瓶、ステンレスの外瓶、そしてお猪口2個のセット。ガラスの内瓶に酒を入れて燗を付け、外瓶に差し込めば、ステンレスの真空断熱構造によって温度がキープされるという仕組みだ。内瓶は電子レンジ対応しているので、レンジでチンで燗を付けられる。
基本となっているのは、“温かいものは温かく、冷たいものは冷たいまま”飲みごろ温度をキープできるという「飲みごろシリーズ」ならではのコンセプト。外瓶は蓋もついているので、温度変化を和らげ、さらに飲みごろを保ってくれるのである。
さらには、「食器棚に収納する際、一般的な徳利とお猪口は重ねられないので場所をとる」という意見を受け、お猪口を徳利に重ねて収納できる設計になっている点にも注目したい。徳利とお猪口の収納に頭を悩ませていた人も、これでストレスを減らすことができる。
ルックスも魅力的だ。日本酒を飲むことをより楽しめるようにと、お猪口をステンレス製から陶器製に変更。徳利はお猪口に合わせ、外周が白く塗装されており、見た目も上品さが漂っている。
この秋冬の晩酌の供にはうってつけの酒器セットであろう。
【飲みごろ日本酒セット DSNS-360WH】
サイズ(約):内瓶:85×145㎜ 外瓶:75×140㎜ お猪口:77×60㎜
重量(約):646g
商品についての問い合わせ/0120-104-481(ドウシシャお客様相談室 )
http://www.do-cooking.com/sp/sake-set/index.html
取材・文/印南敦史