浅草花やしきよりも怖い!? スリル満点のコースターで森を疾走【ベトナムの避暑地ダラット紀行5】

水量の多いダタンラ滝 (C)Azusa Shiraishi

水量の多いダタンラ滝 (C)Azusa Shiraishi

ダラットの南に広がる景勝地。前回は森に囲まれた竹林禅院とトゥイェンラム湖を紹介したが、今回は、その近くにある大迫力のダタンラ滝へ。滝までは、森のなかをスリル満点のコースターに乗って見に行くこともできる。そんな一風変わったベトナムならではのアトラクションも紹介したい。

■歩く?それともコースター?

ダラットの南にある人口湖、トゥイェンラム湖を起点に、そこから3キロほどのダタンラ滝へと向かおう。車なら約10分ほどだが、歩くと40、50分かかるという。バスはなく、湖周辺にタクシーは一台も見かけなかったので、こちらの滝も行くならダラットの旅行会社で現地ツアーに申し込んだほうがいいかもしれない。

滝一帯は公園になっており、入り口には竹で編んだ篭の形をしたチケット売り場が。ちょっと狭そうだが、ベトナムらしく思わずシャッターを教えてしまった。

目を引くチケット売り場 (C)Azusa Shiraishi

目を引くチケット売り場 (C)Azusa Shiraishi

滝までは歩いて山を下る必要がある。ダラットの自然を見ながら、のんびり歩いてもいいのだが、せっかくなら、森のなかを疾走できるコースターに乗ることをおすすめしたい。なんとも不思議な乗り物で、ギシギシと音を立てるので、浅草の花やしきのジェットコースターを思い出してしまう。

コースターのチケットはこちらで  (C)Azusa Shiraishi

コースターのチケットはこちらで  (C)Azusa Shiraishi

二人用はない (C)Azusa Shiraishi

二人用はない (C)Azusa Shiraishi

■いよいよ乗車!

コースターはひとり1台。おまけに鉄筋は細く、どこか折れてないかと、ちょっと心細くなるが、怖いのは最初だけ。自分で速度を調整できるので、のんびり走らせていたら、後ろがつかえてしまった。慣れてくるとスピードを出してもおもしろい。途中、作業員用の駅があって、監視員もいるので、万が一、止まったら助けてくれそうだ。

さあ出発! なぜか両脇に植木鉢が (C)Azusa Shiraishi

さあ出発! なぜか両脇に植木鉢が (C)Azusa Shiraishi

下りは怖いが探検家になった気分で楽しい (C)Azusa Shiraishi

下りは怖いが探検家になった気分で楽しい (C)Azusa Shiraishi

のんびりしすぎると後ろがつかえてしまう (C)Azusa Shiraishi

のんびりしすぎると後ろがつかえてしまう (C)Azusa Shiraishi

崩れないか心配になる (C)Azusa Shiraishi

崩れないか心配になる (C)Azusa Shiraishi

コースターの終点から降りて少し歩くと、下の方から、ドドドドド!と滝の音が聞こえてきて、大迫力のダタンラ滝に到着。滝の横から上の滝へ向かう道もあり、大迫力の風景を間近で眺められる。水しぶきがすごいので、着替えは持参したい。

滝のそばでは家族連れがお弁当を食べていたり、絵を描いている人もいる。不思議な彫刻がところどころ置いてあり、それを見るのも楽しい。

ダタンラ滝に到着 (C)Azusa Shiraishi

ダタンラ滝に到着 (C)Azusa Shiraishi

帰りはまたコースターに乗って帰るのだが、下りと違って迫力がなく、のんびり戻ることができる。片道切符も買えるので、スリルを味わいたいのであれば行きに、登るのがしんどいなら帰りにコースターを使うと良さそう。

わたしは滝もよかったが、この森のなかのコースターが珍しく、子供から年配の方までぜひ一度、体験してほしいと思う。

ケーブルカーを降りるとおみやげ物屋さん。ダラット産のリキュールを試飲できる。 (C)Azusa Shiraishi

ケーブルカーを降りるとおみやげ物屋さん。ダラット産のリキュールを試飲できる。 (C)Azusa Shiraishi

取材・文/白石あづさ
旅ライター。地域紙の記者を経て、約3年間の世界旅行へ。帰国後フリーに。著書に旅先で遭遇した変なおじさんたちを取り上げた『世界のへんなおじさん』(小学館)。最近は世界中で食べた珍しい動物の肉を取り上げた『世界のへんな肉』(新潮社)を上筆。市場好きが高じて築地に引っ越し、うまい魚と酒三昧の日々を送っている。

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