2020年の流行語に「ソロキャンプ」がノミネートされるなど、キャンプシーンが盛り上がっている。「三密」を回避できる空間があるためか、緊急事態宣言下でのおこもり生活からの脱出願望のためか、アウトドアを求める人が増えたのは紛れもない事実。
今年創刊40周年(!)を迎える老舗のアウトドア情報誌『BE-PAL』は、サライ読者にとっても馴染みのある雑誌ではないだろうか? サライ読者が30代の頃には大きなアウトドアブームが訪れていたので、親近感もあるのでは?「子どもたちが小さい頃はキャンプをしたけれど……」という方も、リタイア後にはキャンピングカーに乗って夫婦で全国を旅しているという人もいるだろう。初心者もベテランも、どちらも楽しめるタイプのキャンプ場といえば温泉が充実しているキャンプ場! 今回はサライ読者のために、『BE-PAL』編集部に温泉が充実しているキャンプ場を3つ紹介してもらった。
1.フォレストパークあだたら(福島県)
「レンタル用品も揃っているし、炊事場なども整っています。コテージがオシャレなので、キャンプに興味はあるけど、とりあえずコテージで……という人にもオススメですよ。温泉のあるセンターハウスにはカフェやライブラリーもあり、ゆったりできます。温泉もよいです。露天風呂もあるし、サウナもある。源泉かけ流しです」(『BE-PAL』編集部)
2.オートリゾート苫小牧アルテン(北海道)
「こちらも設備充実型のキャンプ場です。宿泊棟も種類が多く、バンガローやキャビン、ログハウスもありますよ。温泉は徒歩7~8分ですが、露天風呂のお湯は源泉かけ流しで、すばらしいんです!サウナもあります」(『BE-PAL』編集部)
3.大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ(茨城県)
「バリアフリーを意識したキャンプ場で、あらゆる世代が楽しめる場所になっています。庭園が眺められる温泉があり、アメニティーもそろっていますよ。売店も品ぞろえが充実していて、キャンプデビューする方にもオススメです」(『BE-PAL』編集部)
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『BE-PAL』編集部によると、昨今のサウナブームで本格的サウナや、テントサウナが楽しめるキャンプ場も増えているという。
今回、『BE-PAL』から、2年に1度の人気企画ムック『ほんとうに気持ちいいキャンプ場100 2021-2022』が3月23日に発売となった。今回もこれまで同様携帯の電波状況や温水洗浄便座情報に加えて、ソロキャン価格も表記するなど、時代にアップデートされた内容となっている。地図、五十音からひける索引もあり、親切なつくりだ。何より、紙でじっくりと吟味できるという形態がサライ世代には嬉しい限りではありませんか。