料理が楽しくなる「使いやすく便利な調理道具」５選
料理を上手く作るには材料も大事ですが、調理に合った的確な道具も重要です。手際よく下ごしらえをし、効率的に調理できるとしたら、料理の仕上がりも変わってくるのではないでしょうか。気に入った道具は長く付き合える、相棒とも言えます。
今回は、揚げる、切る、蒸す、焼く、すり下ろすなど、下ごしらえから調理まで、使いやすく便利な調理道具を集めました。
1：ノンフライクッカー
油は不要。健康に配慮した揚げ物調理器
揚げ物は、油の処理やにおいを考えると、調理する気がおきないこともあります。健康面を考慮すると、ますます気が進まないことも。ノンフライクッカーであれば、その心配はいりません。
使い方は、食材に合わせて温度を決め、タイマーをセットするだけ。油は不要なので、誰でも簡単に揚げ物を調理できます。
惣菜で買ってきた、揚げ物の温め直しにも重宝します。
油が飛び散らず、後片付けも手軽に
余分な油脂分は下部の受け皿に落ちるので、健康的に調理ができます。タイマーがついているので、常に本品に張り付いている必要はありません。周りに油が飛び散ることもないので、後片付けも簡単です。お手入れは、調理後に、受け皿と網を洗剤で洗えば完了。
小型なので、使わないときはシンクの棚にも入る大きさです。本体の上面には、料理の調理時間と温度設定が記されており、その上、20種の調理法が載ったレシピ本も付属しているので、料理が苦手な人でも手軽に調理できます。
仕様：幅20.7×奥行き25.3×高さ21.6cm、約2.3kg。電源コードの長さ0.9m。容量約1.3L。電源はAC100V 50/60Hz、消費電力は700W。温度調整範囲約80～200℃。温度ヒューズ184℃。シーズヒーター。タイマーは1～30分。網プレート、レシピ本が付属。メーカー保証1年。中国製。
価格：7,700円
2：和風三徳包丁と和風ペティ包丁
伝統の土佐打刃物・鍛冶屋トヨクニの貴重な海外モデル
土佐打刃物は薄くて丈夫で、切れ味がいいことが魅力。今回紹介する鍛冶屋トヨクニは、日本のみならず、海外でも人気が高くファンも多く存在します。約10年前から海外輸出用の商品を展開。本品は、国内ではなかなか目にすることができない貴重な逸品です。
従来の鍛造技術に科学的な設計を合わせ、試作を繰り返して開発しました。和包丁と変わらない切れ味ながら、錆びにくいのが特徴です。
木目に味わいがあり、高級感のある天然木の紫檀を使用。
美しい波紋、紫檀・黒檀で高級感を演出
刃は耐久性に優れたステンレスを採用し、合計17層ものステンレスを重ね、表面にはダマスカスと呼ばれる美しい波紋が現れます。峰側の表面には、食材の身離れをよくするために槌目（つちめ）を施し、切った食材の身離れをよくしています。
三徳包丁とペティ包丁ともに、八角で握りやすく、柄には紫檀、つばには黒檀を使用し、高級感があります。ペティ包丁は果物だけでなく、刺身も切りやすいよう、通常より少し長めに設計。本格仕様ながら、キャンプなどのアウトドアでも気兼ねなく持ち運べる丈夫さも、嬉しいところです。
仕様：【和風三徳包丁】全長31.5cm、刃長18.5cm、刃厚0.2cm、約120g。
【和風ペティ包丁】全長27cm、刃長15cm、刃厚0.2cm、約80g。
ともに刃は17層ダマスカスV金10号（ステンレス8層+V金10号+ステンレス8層）。柄は紫檀八角。ツバは黒檀。両刃。日本製。
価格：【和風三徳包丁】17,050円
【和風ペティ包丁】14,850円
3：IHビストロ蒸し鍋
蓄熱性に優れた伊賀粗土を使ったIH対応土鍋
伊賀の粗土は、400万年前の古琵琶湖層から採取し、日本の陶土の中でも特に耐火性能が高いのが特徴です。遠赤外線効果も高く、食材に熱を良く伝えるので、加熱する時間も短縮でき、省エネにもつながります。
その結果、土鍋の遠赤外線効果で食材をおいしく仕上げてくれます。
小は2～3人用、大は2～4人用。
食材に合わせて、土鍋にも蒸し鍋にも
陶製すのこを使うことで蒸し鍋として使えます。土鍋に水を入れ、火にかけると、勢いある蒸気と遠赤外線効果で、食材がおいしく蒸し上がります。すのこを外せば、普通の土鍋としても使用可能。
おいしい蒸し料理のレシピ本と、陶製すのこが熱い状態でも取り外せるよう専用トングが付属されており、いつでも手軽に蒸し料理ができます。
仕様：【小】直径23×高さ14.5cm（蓋含む）、約2.4kg。容量1200ml。
【大】直径27×高さ16.5cm（蓋含む）、約3.7kg。容量1800ml。
ともに陶器。陶製すのこ、トングが付属。直火、IH 調理器、電子レンジ、オーブン使用可。食洗機使用不可。日本製（付属のトングは中国製）。
価格：【小】29,700円
【大】33,000円
4：4w1h ホットサンドソロ
食パンで具材をひと巻き。 一人用ホットサンドメーカー
パンの耳までしっかり焼けて、ひとり分にちょうどいいサイズ感のホットサンドが手軽に作れる本品。食パン1枚で具材を巻ける手軽さが魅力です。パンが裂けないように、焼き型の深さを0.1mm単位で調整し、フチを波形にすることで、パンの耳を圧着し、大きな具材やとろみのある具でもこぼれにくい型を完成させました。
肉や野菜を炒めるなど、ちょっとしたおかずやつまみ作りに重宝します。
プレートを外せば、ミニフライパンにも
ホットサンドが焼きあがれば、上面プレートを外し、皿を乗せてひっくり返すと、焼き立てのホットサンドに触れずに、盛り付けが可能。また、上下のプレートが外せるので、手を挟みにくく安全です。ミニフライパンとしても手軽に使えるので、キャンプなどでも重宝します。
プレートにはフッ素樹脂加工を施しているので、こびりつきにくく、手入れも簡単。黒とシルバーの２色使いで、どちらの面を焼いたか一目瞭然。着脱は先端を外したり、引っ掛けたりするだけなので、使いやすい設計になっています。
仕様：幅14×全長28.5×高さ4cm、405g。
【本体】アルミニウム合金（フッ素樹脂加工）。
【ハンドル】フェノール樹脂。IH非対応。食洗機不可。日本製。
価格：4,950円
5：箱型純銅本目立ておろし金
プロの料理人も愛用する純銅製のおろし金
商業と文化の街、東京・日本橋に本店を構える刃物店「木屋」は、創業230年という長い歴史を持ちます。そんな刃物店が作る、純銅製のおろし金はプロの料理人も納得の逸品です。銅は金属の中でも、アルミやプラスチック製に比べても耐久性に優れる上、加工しやすい素材。
熟練の職人がタガネで丁寧に目立てを施しています。あえて向きや間隔をそろえず、大根の繊維を潰さない作りとなっており、本品で作った大根おろしはふわりと口当たりがよく、のどごしも軽やかで極上の味わいです。
持ちやすい柄は本品オリジナルの形状。
力要らずで、軽やかにすりおろせます
さまざまな角度から刃が当たるので、自然と手が動き、力を入れなくても、軽やかに大根がおろせます。網かごをわずかに浮かすと、余分な水気を落とせるので、水気の少ないふんわりとした大根おろしをいただけます。スタイリッシュな見た目は、シンプルで清潔感があり、キッチンにあっても邪魔になりません。
仕様：縦22.5×横13.2×高さ5cm（持ち手を除く）。受け皿の内寸は、縦20×横11×高さ4 cm。約720g。
【おろし金】純銅、錫（すず）メッキ。
【受け皿・網かご】18-8ステンレス。食洗機使用不可。日本製。
価格：12,100円
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料理に欠かすことができない、調理道具。あなたの料理の相棒は見つかりましたか？ 使いやすさや作りやすさも大事ですが、自分好みのデザインであれば、より一層料理も楽しくなりそうです。数に限りがある商品もございますので、気になる商品がありましたらお早めにチェックしてみてください。
※すべて数量限定につき、売り切れとなる場合がございます。
文／櫻井宏美（京都メディアライン・HP：https://kyotomedialine.com FB）
