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  1. 大開口窓は開放感が得られると同時に、季節ごとの光と風を取り込むことができる。芝生は建物周辺の温度を下げることが期待でき、庭木は夏の日差しを和らげる効果がある。
  2. 勾配天井により天井高は最高4mを実現。1階と1.5階がゆるく繋がることで、人の気配を感じながら、個室で過ごす感覚が楽しめる。
  3. 居室は35~75平方メートル、と広めに設定され、多彩なタイプが用意される。高齢者の暮らしやすさに配慮した設計が特徴だ。写真は66平方メートルの部屋。

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みなさんのメールお待ちしております!【サライ読者サロン・駱駝倶楽部】(2017年11月号)

岩手県の小原誠さんから届いた写真はがき。

*  *  *

杉浦伝宗さん(建築家)と土井善晴さん(料理研究家)の特別対談「心地よい暮らしに必要なもの」(9月号)、とても興味深く読みました。「住まいも和食も五感で楽しむ」、まったくそのとおり。シンプル・イズ・ベストを痛感しました。

 

自然と一体になった住まい、自然の素材を楽しむ和食。住まいも料理も、ふつうが最高だと思います。ほとんど自給自足だった故郷・奈良の子供時代の思い出が甦ってきた、お二人の対談でした。

 

(中井 實/兵庫県・75歳)

*  *  *

9月号の、ちばてつやさんのインタビューを読んで心打たれた。あの物がない情報もない時代に、満州から引き揚げた直後に道で拾った本から漫画への関心を抱き、高校時代に漫画家として働きはじめたという彼の熱意と努力には頭が下がる。

 

『あしたのジョー』など、その後の作品でも十分楽しませてもらったが、ちばさんは今でも戦争体験者として戦争否定を訴える仕事に意欲をもっておられるという。同年配の者として、大変うれしく思い、今後の作品に大いに期待している。

 

(井川 實/東京都・79歳)

*  *  *

『サライ』9月号の、ちばてつやさんのインタビューを面白く読ませていただきました。『あしたのジョー』の作者であることはよく知っていました。ただ、格闘家の漫画であり、男子の漫画と思っていましたので、本を手にとったことはありませんでした。そんなちばさんが、最初のころ少女漫画を描いていたとは想像もつきませんでした。どんな顔をして描いていたのかしら。

 

漫画家として戦争体験を描くのは、とても勇気のいることだと思っています。私も、戦場へは行ったことはありませんが、東京大空襲に遭い、田舎へ疎開して、戦後のゴタゴタに巻き込まれたひとりとして、語り継がなければと思っいました。そこで、姪に戦争のことを話そうとしたのですが、

「そんな古いことは、私は知らなくてもよいの」

と、突き放して、聞こうともしません。自分の生まれる前のことは、古くて、昔のこと。それが今の若い人の気持ちなのでしょう。しかし、このまま戦争のことを風化させても良いのでしょうか。考えさせられてしまいました。

 

ちばてつや先生、これからもご活躍を期待しています。

 

(谷口栄子/東京都・85歳)

*  *  *

「サライBOOKレビュー 人生を変えたこの一冊」(9月号)で、生物学者の本川達雄さんが『ソクラテスの弁明/クリトン』を挙げていました。私も20代後半に大いに感銘したことを想い出し、嬉しくなりました。

 

(平嶋金造/山梨県・90歳)

*  *  *

「詩歌の品格」(9月号)で懐かしい唱歌『椰子の実』を読み、小学生時代、唱歌の時間に歌ったことを感動とともに思い出しました。

 

戦前の教育は全国一律で、国語、算術、唱歌の表紙に文部省と記載されていました。唱歌の時間に歌ったことは覚えていますが、作詞者のことや作詞の由来は教わりませんでした。島崎藤村が友人の柳田国男から聞いて作詞したという由来を知り、作詞者の感動をして、たいへん勉強になりました。

 

(岡野金作/東京都・91歳)

*  *  *

8月号の大特集「くらべる『日本美術』」で、岡本太郎の『太陽の塔』と『土偶 仮面の女神』の比較は興味深かった。

 

岡本さんは実際に土偶を見ていないが、太陽の塔と土偶はよく似ている。縄文美術が好きだった岡本さんと、土偶を作った縄文人は、時空を越えて、潜在意識でつながっていたのかもしれない。

 

実際に『太陽の塔』のとなりに、同じくらいのスケールで『土偶 仮面の女神』が立っていたら、想像力を強烈に刺激する面白い風景になると思う。

 

(安住恵二/島根県・60歳)

*  *  *

 

埼玉県の平山英徹さん(68歳)より。朋有り遠方より来きたる、亦楽しからずや。至福の時間ですね。

*  *  *

「これが私の『スタンダード』」(9月号特集)で、井上章一氏(国際日本文化研究センター教授)の「書きものは手書きを宗とす」を大変興味をもって読んだ。

 

井上氏は今もパソコンは使わず、「手職人」の気概で手書きにこだわって活躍されている。原稿用紙がなくなった場合を想定して、段ボール3箱分をストックされているというのには驚いた。

 

私もインターネットはしない。もっぱら拙い字で、誤字が混じっていながらの手書きの手紙派。漢字を忘れたら辞書を引く。これが楽しい。世のスピードに置いていかれながらも、ユックリズムもまた良いのでは、と思う。

 

(亘 幸男/広島県・76歳)

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※この記事は『サライ』本誌2017年11月号より転載しました。年齢・肩書き等は掲載当時のものです。

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