■スキマ(11歳、オス)
以前勤めていた雑貨店でのこと。ある日、売り場とストックルームとを隔てる壁の中から、子猫の鳴き声が聞こえてきました。どうやら床下で産まれた子猫が、うっかり壁の中の空間に入り込んで出られなくなってしまったようでした。
必死の鳴き声に居ても立ってもいられず、オーナーに連絡し、「弁償しますから!」と申し出て許可を貰い、石膏ボードの壁にカッターで穴を空け、そこから手を入れて何とか子猫を救出しました。まだ産まれて1か月経たない位の仔猫でした。
飼い主が見つかるまでの保護のつもりが、あまりの可愛さに家族全員メロメロに! そのまま我が家の一員になりました。
スキマという名前は、出会いがそのまま名前に。石膏ボードと石膏ボードの隙間に入り込んで居たので、保護中の仮名としてつけた名前でしたが、そのまま定着しました。おかしな名前ですが、保護した時のことも大事な思い出ですし、何より他に同じ名前の子はいない、オンリーワンだろう!と少し自慢でもあります(笑)。
わさびちゃんを知ってから、以前より野良猫達のことに目が行くようになりました。
わさびちゃんちをはじめ、保護活動をされている方々には、本当に頭が下がります。我が家では今は1匹が精一杯ですが、この先機会があれば、ぜひ保護猫を迎え入れたいなと思っています。
(ツイッターアカウント名:エイリ@enju416)