スポーツをしているお子様を応援する母親1,106人徹底調査
卓球の張本智和選手(16)、フィギュアスケートの紀平梨花選手(17)など、近年、日本のスポーツ界は10代の活躍が目覚ましい。スポーツに励む同世代の子を持つ親としては、いつかは自分の子どもも!と、我が子が世界の舞台で活躍する姿を想像する方もいるのではないだろうか。

しかし、成長期に一生懸命スポーツをしている子どもは、通常よりも栄養を消費するため、本来の成長に必要な栄養が不足しがちだという。若い段階で選手生命を絶たれてしまい夢を諦めてしまう…なんてことのないように、必要な栄養素を最適に摂取できる方法を知っておくことは、とても重要なのだ。
そこで今回は、ジュニアアスリートを応援するJNET-STORE(ジェイネットストア)(https://jnet-store.com/)を運営する株式会社コアシステムが、全国13歳〜18歳のスポーツをしている子どもの母親を対象に実施した「お子様の栄養管理に関する実態調査」を紹介する。

約4割の方がお子様の食事管理に気をつけていると判明!

まず、「お子様の生活で一番気をつけていることを教えてください」と質問したところ、『食事管理(40.8%)』という回答が最も多く、次いで『勉強との両立(32.0%)』『睡眠時間の確保(21.1%)』となった。お子様の生活で一番気をつけていることを教えてください

■お母さんの応援エピソード一挙大公開!

・「睡眠時間を平日で最低8時間は確保できるよう時間になったらベッドに行くように言ってます」(茨城県/30代/女性)
・「部活で疲れていても、 その日の宿題を見るようにしてます。眠そうですが…頑張れ!」(大阪府/40代/女性)
・「1日30品目摂取できるよう3食のバランスを考え献立を考えてます!」(新潟県/50代/女性)
・「朝からご飯をどんぶりによそいもりもり食べさせている」(兵庫県/50代/女性)

スポーツをする我が子を応援するため、食事管理、勉強や睡眠時間の確保など様々な取り組みを行っているようだ。
では、「食事管理」が一番多い結果だったが、食事の回数も気にしているのだろうか?お子様は1日平均何食の食事をしているか教えてください

「お子様は1日平均何食の食事をしているか教えてください」と質問したところ、9割近くの方が『3食』と回答した。
一般的には1日3食の食事回数が理想とされているが、スポーツをする場合、1日3食+補食が推奨されている。しかし、現実は1日3食の家庭が多いのが現状のようだ。

「お子様がスポーツをする上で心配なこと」の7割以上が『ケガ』という回答に!お母様が心配していることとは…!?

「お子様がスポーツをする上で心配なことはありますか?」と質問したところ、半数以上の方が『はい』と回答した。お子様がスポーツをする上で心配なことはありますか?

心配している点を聞いたところ、『大きなケガをしないか(72.9%)』と回答した方の割合が最も多く、次いで『勉強の成績が落ちないか(15.4%)』『身長・体重などの成長に影響しないか(6.4%)』といった意見が挙がった。

■応援したい…!だけど心配なこともあるんです!

・「身体の成長と運動量があっているのか?栄養は足りているのか?日常生活に影響が出るケガは心配です…」(静岡県/30代/女性)
・「スポーツに一生懸命になるのはいいが、勉強が疎かになっていないか」(神奈川県/40代/女性)
・「ケガがきっかけで選手生命が閉ざされないだろうか」(東京都/40代/女性)
・「ハードな練習なので、身体の疲労は仕方ないが、精神的な疲労がたまっていないか心配です」(岐阜県/40代/女性)

スポーツをする子どものことを応援したいと思ってはいるものの、子を思う母心からか心配してしまうようだ。

心配なことはたくさんあるけど…やっぱりスポーツで何かを学んでほしい!

「お子様の将来に期待することを教えてください」と質問したところ、『スポーツを通じて努力することを学んでほしい(66.1%)』と回答した方の割合が最も多く、次いで『大人になった時にスポーツを続けてほしい(20.5%)』となった。その一方で、『プロスポーツ選手になってほしい(2.5%)』と期待している母親も一定数いるようだ。お子様の将来に期待することを教えてください

子どもにスポーツを通して学びを増やしてほしいと感じている反面、成長期にスポーツを行うことでケガや成長への影響が出ないかと心配していると判明した。
大きなケガや故障の原因として、準備運動不足だけではなく、栄養不足により集中力が途切れてしまうことも挙げられる。
加えて、成長期のお子様の場合、運動に栄養素を消費し、本来成長に必要な栄養素が不足している可能性も考えられるだろう。
その場合、成長に必要な栄養素を摂取するため、間食やサプリメントで補う方法がある。

お子様が摂取するサプリメントで重視したいのは『成分(34.8%)』と判明!

そこで、「お子様はサプリメントを摂取していますか?」と質問したところ、『はい』と回答した方の割合は2割未満という結果になった。
サプリメントを使って栄養補給している方は少ないことがわかった。

サプリメントを摂取するというのはまだまだ一般的ではないようだが、全体の14.6%の方はサプリメントを使って足りない栄養素を補っているようだ。お子様はサプリメントを摂取していますか?

サプリメントを選ぶ際に、「価格」は重視する方は多い。一方で、子どもが口にするものを選ぶ際の基準は何なのだろうか?
子どもが摂取するサプリメントで価格以外で重視していることを聞いたところ、『成分(34.8%)』が最も多く、次いで『飲みやすさ(26.7%)』『安全性(22.4%)』『味(10.6%)』といった意見が挙がった。
成長期の子どもに合った成分や安全性を考えたサプリメントを選ぶことが重要のようだ。

子どもにサプリメントを与えるのは抵抗がある方もいるかもしれない。あくまで食事での栄養補給をメインに、サブとしてサプリメントという選択肢があることを知っておくのも悪くはないだろう。

文/鳥居優美

 

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