文/編集部
田中一村、藤田嗣治から、プーシキン美術館、ムンク、ルーベンス、そしてフェルメールと、2018年も日本では多くの美術展が開催され、話題となりました。『サライ』本誌でも毎号「サライ美術館」で旬の展覧会情報をご紹介しておりますが、2018年11月号ではとくに東京・上野で開催されている展覧会に併せてフェルメールを大特集し、アート好きな読者のみなさんご好評をいただきました。
そんな『サライ』の愛読者のみなさんに、あらためて「美術展」についてアンケートを実施しました。今回はその結果をご紹介します。
サライ読者に聞いた「美術展に行く頻度」は?
まずは「美術展に行く頻度」について伺いました。その回答結果をご覧下さい(※N=442、回答者平均60.6歳)。
「不明」と「ほぼ行かない」を除いた、8割以上の方が年に1度は美術展を訪れているとのこと。なかでも「月に2回以上」と「月1回程度」を合わせた2割近くの方は、毎月のように生のアートを鑑賞しており、『サライ』読者の美術への関心の高さが浮き彫りになりました。
サライ読者に聞いた「好きな美術展のジャンル」は?
続いて「好きな美術展のジャンル」についても聞きました。
1位は常設展、企画展ともに開催数の多い「西洋美術」。僅差で「仏像」が2位、そして「江戸絵画」「浮世絵」といった日本の歴史と文化を堪能できるジャンルが上位につけているのはサライ世代ならではかもしれませんね。
今回ご紹介したなかで、あなたの行ってみたい美術展はあったでしょうか? また、全く興味のなかったジャンルのアートでも、いざ目の当たりにするとその魅力の虜にされるなど、美術展には多くの発見があります。開催情報をチェックして、気軽に訪れてみてはいかがでしょうか?
文/編集部