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有料老人ホームとサ高住の違いは?「老後の住まい」7種類の違いまとめ

取材・文/坂口鈴香

いずれ自分に介護が必要になっても、できれば自宅で過ごしたいと考えているサライ世代は少なくないだろう。その一方で、高齢の親が自宅で暮らし続けられるのか、漠然とした不安を抱えている人もいるだろう。

親や自分が「常時介護が必要になった」「独り暮らしになった」「病院から退院してすぐ自宅に戻るのが不安だ」など、自宅以外で暮らす選択肢を考えるときは、いずれきっと来る。そのときにあわてて施設について調べるのでは間に合わないだろう。いざというときに備えて、老後の住まいにはどんな種類と特徴があるのか、その基本くらいは今のうちに知っておきたい。

老後の住まいは「施設」「老人ホーム」とひとくくりにできるものではなく、どんどん多様化し選択肢が増えている。そのため、何がどう違うのか、それぞれどんなところなのか、よくわからないという声を多く聞く。

そこで今回は、老後の住まいについての「基本のき」ともいえる、種類別の特徴について、ざっとおさらいしておきたい。

■1:特別養護老人ホーム(特養)

「老後の施設」と言って、多くの人がイメージするのは「特養(とくよう)」だろう。正式名称は「特別養護老人ホーム(とくべつようごろうじんほーむ)」という。要介護3以上の人が入居できる施設で、費用も他施設に比べると安価だが、その分待機者も多い。2~3年待ちのところもある。

この特養に向いているのは「高額でない施設で最期までみてほしい」という人である。

■2:介護老人保健施設(老健)

「老健(ろうけん)」という名称も、聞いたことのある人は多いのではないだろうか。正式名称を「介護老人保健施設(かいごろうじんほけんしせつ)」といい、要介護1以上の人が3か月程度を目安に在宅復帰を目指してリハビリを行う施設だ。現実には、特養に入居できるまで老健に入居して待つという人も少なくない。

老健に向いているのは「病院から退院しなければならないが、自宅に戻るのには不安がある」という人、そして「リハビリが必要」という人だ。

■3:ケアハウス

「ケアハウス」という施設もある。これは「軽費老人ホーム」の一種で、60歳以上で独立して生活するには不安のある人を対象とし、食事や日常生活のサポートを受けられる。利用料は前年度の所得に応じて自治体から補助されるため、比較的安い費用で暮らすことができる。

さらに「ケアハウス」には、身の回りのことが自分でできる人のための「自立型」と、介護が必要な65歳以上の人のための「介護型」とがある。入居するには、生活状況や介助の必要性などが総合的に審査される。

ケアハウスに向いているのは、「掃除など身の回りのことはできるが、自炊ができないし、一人での入浴が不安」な人(これは自立型)や、「独り暮らしは心細いが、家族との同居はむずかしい」という人である。

*  *  *

以上の3つは公的な施設だ。一般的に「施設」と呼ばれるのは、これら公的な住まいである。

一方、民間の住まいとしては「有料老人ホーム」「グループホーム」「サービス付き高齢者向け住宅」「シニア向け分譲マンション」などがある。順に特徴を見ていこう。

■4:グループホーム

「グループホーム」とは、認知症の人を対象とした住まいである。少人数(5人から9人を1ユニットとする)の家庭的かつ落ち着いた雰囲気の中で共同生活を送ることで、認知症の進行を遅らせ、自立した生活が続けられるよう支援する生活の場だ。特養の入居待ちで利用している人も少なくない。

グループホームに向いているのは、「認知症で、自宅で暮らすのに不安がある」人や、「家庭的な雰囲気の中で暮らしたい」という人である。

■5:有料老人ホーム

「有料老人ホーム」といえば、これまで“お金持ちのための住まい”というイメージが強かったが、前払い金が不要なホームが出たりして、かなり身近なものとなってきている。とはいえ、まだその性格やサービスは正しく理解されていないようだ。

一般的に「有料老人ホーム」というと、介護が必要になったときに入る老人ホームで、それが「介護付き有料老人ホーム」だと理解している人がほとんどだろう。ところが、有料老人ホームはすべてが「介護付き有料老人ホーム」ではない。有料老人ホームには、「介護付き有料老人ホーム」「住宅型有料老人ホーム」「健康型有料老人ホーム」がある。

■5-A:介護付き有料老人ホーム

「介護付き有料老人ホーム」は、さらに「介護型」と「自立型」に分かれる。まず介護が必要になってから入居するのが「介護型・介護付き有料老人ホーム」で、ホームが提供する介護サービスを24時間利用することができる。このタイプは介護を受けるのが目的なので、居室は狭いワンルームタイプとなる。見学に行って「高いお金を払って、こんなに狭い部屋で暮らすのか」と驚く人もいるが、介護型だとそれが標準。プライバシーもあまり重視されない。

「介護型・介護付き有料老人ホーム」に向いているのは、「介護や見守りが必要なので、すぐに入居したい」という人だ。

一方、まだ介護が必要ではなく、自分の身の回りのことができる人しか入居できない「入居時自立型・介護付き有料老人ホーム」もある。元気な間は、マンションタイプの居室で自分の好きな生活を送ることができる。自炊したくなければ、ホーム内のレストランを利用できるし、自室で入浴したくなければ大浴場を利用しても良い。そして介護が必要になると、介護居室に移って介護を受けながら暮らすことになる。

「入居時自立型・介護付き有料老人ホーム」に向いているのは、「将来介護が必要になったときのための安心がほしいが、元気なうちは自由に暮らしたい」という人、あるいは「今は元気だが、食事の用意などの家事の心配をしたくない」という人だ。

■5-B:住宅型有料老人ホーム

では「住宅型有料老人ホーム」とはどういうものなのだろうか。前掲の「介護付き有料老人ホーム」との大きな違いは、介護サービスの利用のしかただ。「住宅型有料老人ホーム」は、生活支援などのサービスはついているものの、介護が必要となると入居者が外部事業所と契約をして、訪問介護などの介護サービスを受けることになる。

ところが実際に見学してみても「介護付き有料老人ホーム」との違いを感じることはまずないだろう。というのも、この「住宅型有料老人ホーム」は、「介護付き有料老人ホーム」に総量規制があるため、その代わりに開設したという場合が少なくないのだ。その場合、入居者は「介護付き有料老人ホーム」に入居したのと変わらないサービスを受けられるが、介護度が重くなると介護にかかる料金が高くなる可能性があるので、入居時に注意が必要だ。

■5-C:健康型有料老人ホーム

「健康型有料老人ホーム」は、介護が必要となったら退去しなければならない有料老人ホームだが、現在は数が少ない。

このように、同じ「有料老人ホーム」といっても、実態にはかなりの違いがある。有料老人ホームの広告やパンフレットには必ず「類型」として、これらのいずれかの表示があるし、「入居時の要件」として「入居時自立」「要介護」などが表記されているので、そのホームがどれに当てはまるのか確認することが大切だ。

■6:サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

最近増加しているのが「サービス付き高齢者向け住宅」だ。「サ高住(さこうじゅう)」と呼ばれており、聞いたことのある人は多いだろう。

このサ高住というのは、生活相談サービス・緊急時対応サービス・安否確認サービスがついた賃貸住宅である。ホームヘルパーなどの有資格者が常駐しているが、介護サービスがついているわけではない。あくまでも賃貸住宅なので、介護が必要になれば外部事業所と契約して訪問介護サービスやデイサービスなどの介護サービスを受けることになる。

介護サービス事業所を併設しているサ高住も多く、一見安心なようだが、あくまで外部事業所であり、契約したサービスしか受けられないので注意が必要だ。食事は自炊するか、別料金を払えば食堂で食べることもできる。賃貸住宅だが家賃2か月分ほどの敷金が必要なほかは、礼金や更新料は不要だ。

サ高住に向いているのは、「介護がまだ必要ではないが、これからのことが不安。でもできるだけ自由な生活を送りたい」という人や、「集団生活はしたくないが、何かあったときに対応してほしい」という人だ。

■7:シニア向け分譲マンション

「サ高住」が賃貸なのに対して、分譲なのが「シニア向け分譲マンション」だ。所有権があるので、子どもに相続させることもできるが、固定資産税や管理費もかかってくる。

共用施設は充実していることが多く、食堂、大浴場、フロントなどがあり、フロントにはスタッフが常駐している。ただ、緊急時などにスタッフがどの程度対応してくれるかは、運営会社によって幅があるので入居前にしっかり確認しておきたい。介護が必要になれば介護サービスを各自が外部事業所と契約して受ける。

シニア向け分譲マンションが向いているのは、「介護がまだ必要ではないが、これからのことが不安。でもできるだけ自由な生活を送りたい」という人や、「子どもに資産として残したい」と考えている人である。

*  *  *

以上、ぜひ知っておきたい「老後の住まい」の種類と違いについて、基本的なところをご紹介した。

とくに「有料老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅」「シニア向け分譲マンション」が特に混同されやすいようだ。まずはこれらの種別と特徴を把握した上で、入居する人のニーズや思いに合った施設の種類は何なのか、考えてみることから始めてほしい。

取材・文/坂口鈴香
終の棲家や高齢の親と家族の関係などに関する記事を中心に執筆する“終活ライター”。訪問した施設は100か所以上。20年ほど前に親を呼び寄せ、母を見送った経験から、人生の終末期や家族の思いなどについて探求している。

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