覚えておきたい！ Google Chromeの便利な使い方【Google活用基本のき】
あなたは普段インターネットで検索をするとき、どんなブラウザを利用していますか？ Windowsに標準で搭載されているMicrosoft EdgeやMacに標準で搭載されているSafari、もしくはGoogle Chromeをインストールして利用している方が多いのではないでしょうか？
実は、Google Chromeではインターネット検索以外にも様々な便利機能が提供されており、インターネット検索以外にも多くの場面で活用することが可能です。
今回の【Google活用基本のき】では、覚えておくと便利なパソコンでのGoogleの使い方についてご紹介したいと思います。
目次
まず覚えておきたい！ Google Chromeの利用方法
Googleが提供している便利ツール
意外と知られていない面白機能
最後に
まず覚えておきたい！ Google Chromeの利用方法
はじめに、基本となるGoogle Chromeの概要や利用方法について確認をしましょう。
Google Chromeとは？
Google Chromeは、名前の通りGoogle社が開発したインターネットブラウザです。インターネットブラウザとしては、現在、圧倒的なシェアを誇っているブラウザでもあります。
特にGoogle Chromeであれば、Googleアカウントを登録しているとGoogleが提供している他のツールもホーム画面から簡単に利用することができます。そのため、インターネット検索以外にビジネスでも活用することが可能です。
Google Chromeの利用方法
Google Chromeは、Microsoft EdgeやSafariと異なり、基本的にパソコンに標準でインストールはされていません。そのため、Google Chromeを利用するには、Google Chromeをインストールする必要があります。
まずは他のブラウザで、Google Chrome（https://www.google.com/chrome/ ）にアクセスをしましょう。「Chromeをダウンロード」をクリックし、ダウンロードが完了したらダウンロードしたインストーラーをクリックしてください。
するとインストールが開始されるため、しばらく待ちましょう。インストールが完了すると、Google Chromeが自動的に立ち上がります。
また、Windowsを利用している方は、次回以降立ち上げやすいように画面下にあるタスクバーでGoogle Chromeのアイコンを右クリックし、「タスクバーにピン留めする」をクリックしておきましょう。
タスクバーにピン留めしておくと、利用していない時にもタスクバーGoogle Chromeのアイコンが表示されるため、クリックするだけで簡単に立ち上げることができます。
Googleが提供している便利ツール
Google Chromeのホーム画面では、Googleが開発した他のサービスへ簡単にアクセスすることが可能です。実際にどのようなサービスがあるのか確認をしてみましょう。
１：Google スプレッドシート
Google スプレッドシートシートは、インターネット上で利用できる表計算ソフトです。Googleアカウントを作成する必要がありますが、ダウンロードする必要もなく、費用が発生しないため、ビジネスでも多く利用されています。
Google スプレッドシートは、URLを共有することで他のユーザーと共同編集を行うことが可能です。リアルタイムで、誰がどのシート・セルを編集しているかがわかるようになっているため、誤って同じ箇所を編集してしまったり、削除をしてしまうといったミスが起きにくくなっています。
編集を行うと自動的に保存する機能がついていたり、変更履歴から以前のバージョンの確認・復元を行うことも容易です。ビジネスで表計算ソフトでの共同編集が必要なシーンがある場合は、利用してみてはいかがでしょうか。
２：Google Keep（グーグルキープ）
Google Keepは、メモアプリのひとつです。キーボード入力だけではなく、音声入力機能を備えていたり、写真を撮って保存できるなど、複数作業を並行して進めたいときに活用できます。
Google ChromeでのWeb版だけでなく、iOSやAndroidではアプリが提供されているため、様々なデバイスで利用可能です。また、スマートフォンでの利用の場合は、Google Keepに電話番号をメモしてあれば、長押しするだけで電話をかけられるというメリットもあります。
３：拡張機能
Google Chromeでは、紹介した以外にも様々なサービスが提供されていますが、「○○をしたいのにちょうどいいサービスが見つからない」ということもあるかもしれません。そんな時は、Chromeの拡張機能を利用してみてはいかがでしょう。
Google Chromeでは、Google Chromeの機能を追加・強化をするためのプログラムを後付けできるようになっており、多くの人が拡張機能を作成・公開しています。
音声認識による文字起こしサービスや英文のスペルチェックをする機能。「痒い所に手が届く」機能や、Googleのサービスをさらに効率よく利用できる機能など、様々なものがあります。Google Chromeの機能性を向上させたい場合は検討してみるのもいいかもしれません。
意外と知られていない面白機能
Google Chromeでは、先述のような便利なツール・サービス以外にも、話のネタにできそうな裏技コマンドが存在します。例えば、インターネットがつながっている状態で「パックマン」と検索してみてください。
すると、下記のように検索結果にパックマンのゲームが表示されました。ここで「プレイ」をクリックすると、パックマンのゲームをプレイすることができます。
他にも、「google underwater」と検索し、検索結果の1番上に表示されたリンクにアクセスするとGoogleのトップページが海に浮かんだ状態になるといったコマンドも。興味のある方はぜひ一度試してみてください。
最後に
国内外問わず圧倒的シェアを誇るGoogle Chromeでは、Googleアカウントを作成することで様々なサービスを手軽に利用することができます。ビジネス・プライベート問わず様々な場面で活用できますよ。
●構成・執筆／西田 絢（にしだ あや｜京都メディアライン・https://kyotomedialine.com）
国家試験「情報処理技術者試験」の区分にある「ITパスポート試験」「基本情報技術者試験」を保持。通販ECパッケージの開発・導入・保守サポートを行う企業にて技術面での保守サポートを行っている。
