株式会社レビュー(https://jafmate.co.jp/)が運営する暮らしに役立つ情報メディア「電気資格研究所JABO」( https://sublogg.com/electric/ )は、日本全国の20歳以上の方を対象に「子育て中の主婦が取得したい資格」についてのアンケート調査を実施しました。結果をランキング形式でご紹介しましょう。
調査概要
調査対象:20代以降の男女
調査日:2022年3月
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:150人(女性137人男性13人)
調査レポート:https://sublogg.com/electric/report-2/
※アンケート結果引用元:「電気資格研究所JABO」URL https://sublogg.com/electric/
子育て中の主婦が取得したい資格をアンケートにて調査したところ、1位は「パソコン関係の資格」
1位になったのは「パソコン関係の資格」です。
2位以降は、「医療事務」、「幼稚園教諭、保育士」と続き、「英検」は7位という結果になりました。
1位:パソコン関係の資格
・在宅で仕事をしたい場合にPCの環境さえあれば子どもを見ながらでも仕事が出来ると思ったから。他は在宅が無理だと思ったからです。(女性30代)
・今の時代、どこに行ってもパソコンスキルが必要になります。ブラインドタッチよりも基本的なWord、Excel、PowerPointが使いこなせるくらいのスキルがあれば、再就職や職場復帰の時も役に立つと思います。(女性40代)
・保育園が決まらなかったり、子供が病気になっても家で仕事ができるパソコン関係の資格をもっていれば、働く場所を選ばずに仕事ができると思ったから。また、仕事につながらなくても日常生活において役に立つと思うから(女性20代)
1位は「パソコン関係の資格」が選ばれました。
在宅ワークが増え、PCスキルがあれば子育てしながらでも自宅で仕事をすることができたり、再就職の時にも役に立つと思うという声が沢山ありました。
2位:医療事務
・医療事務の求人は全国的にも多い。求人の詳細を見ると、資格保持者や資格保持者優遇と記載があるものが多い。また医療事務の資格を得ることで入社してから即戦力になるため。(女性20代)
・転勤や引っ越しがあっても病院はどこにでもある。コロナ禍でも影響がないエッセンシャルワーカーであるため。(女性30代)
・医療事務であれば就職先は多いし、自宅から近い職場を見つけることも可能だと思いました。また働く時間も融通が利きやすいと思いました。(女性40代)
2位は「医療事務」で、求人に”資格保有者のみ”という記載も多く「医療事務」の仕事を考えている方は必須の資格かもしれません。
3位:幼稚園教諭、保育士
・保育士免許です。勉強しても、自分の子供に通じるところがあるので勉強しててなるほど! と言うところが沢山あります。また、3ヶ月まじめにすれば試験に受かると言うことです。保育士なら求人が沢山あって働く体制も選べて便利です。(女性30代)
・子育て経験を活かせるため。また、通信制大学中には資格取得支援を行っている大学もあり、子育てと両立しながら資格取得を目指せるため。(女性30代)
・自分の子育て経験を現場で生かしてみたいのと、保育士が不足しているので同じ子育てをしてる人たちの助けになりたいからです。(女性20代)
4位:栄養士
・栄養士の資格を取れば、自分の強みを活かして働くことができる点でとても良いと考えられました。子育て中の女性に合う資格だと思いました。(男性30代)
・食は、毎日の生活の中で避けて通ることはできない分野で、栄養士の勉強をすることで、実生活に役立てられると思うから。(女性30代)
・栄養士の資格を持っていれば、学校や病院、介護施設など食べ物を扱う場所で転職しやすいと思ったからです。(女性30代)
5位:簿記
・子育てをしている合間の時間に、自宅で参考書などの資料を気軽に読むことが出来るのではないかと感じるからです。(女性20代)
・兼業主婦にとって、比較的融通が効きやすい事務の仕事は人気の職種です。簿記を持っているだけで就活時に有利になるので、取得して損のない資格だと思います。(女性30代)
・最近は、経理業務も在宅が増えているので子育てしながらでも働きやすいと思います。(女性30代)
「簿記」は、子育て中の主婦に人気の事務職に再就職を考える場合は就活に有利になるだけでなく、経理業務も在宅が増えているので子育てしながらでも働きやすいという意見がありました。
6位:介護福祉士などの福祉系
・人手不足の業界なので、子育て中でもライフスタイルに合わせて仕事ができます。週1短時間でもすぐに見つかり、また将来的には正社員にもなりやすいと思います。(女性40代)
・仕事に直結する資格で、働き方や働く時間なども子どもの成長に合わせて変えていけそうな感じがするからいいと思いました。(女性40代)
・求人案内などを見ていても高齢者施設などの介護系の募集は本当に多いので、これからの高齢化社会ではあると職には困らないと思うので。(女性40代)
7位:英検
・仕事に活かせればそれに越したことはないですし、たとえ直結しなくても、社会奉仕活動に役立つと考えるからです。例としては、在住市の観光案内ボランティアの募集要項に「英検準1級以上」と書かれており、子育てが一段落した後の生きがいづくりや社会貢献のチャンスにつながる資格といえます。また、二か国語、もしくは多言語
話者は、脳の働きによって若々しくいられるという言説を目にすることがあり、期待が持てます。(女性40代)
8位:その他
・食育アドバイザー、野菜ソムリエなど家族の健康にかかる関係のもの。毎日のご飯や買い物に活かせそうだから欲しい。(女性20代)
・図書館司書。持っていたら市区町村の図書館でパートができたり、大学図書館のパートも応募できるかなと思うからです。(女性40代)
・宅建。子育て中で時間があるからこそ難しいけれど頑張れば手が届く国家資格にチャレンジした方がいいと思います。(女性40代)
8位は「食育アドバイザー」「野菜ソムリエ」「図書館司書」「宅建」などがありました。
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150人にアンケートを行ったところ、「パソコン関係の資格」と回答したのは全体の25.3%でした。
また回答した理由として、子育てしながらでも自宅で仕事をすることができるという意見や、再就職や職場復帰の時も役に立つといった意見が数多く見受けられました。
子育て中の主婦が就職活動する時は、その職種で有利になる資格を持っていた方がスムーズに仕事が決まるかもしれません。
子育てしながら仕事復帰に向け資格取得を考えている方は是非参考にしてみてください。