新型ウイルスによる緊急事態宣言は解除されましたが、この状況で収入減となったご家庭も多いことでしょう。
株式会社タンタカ(https://tantaka.co.jp/)が運営するお金に関するメディア「お金を借りる即日融資ガイド110番」では、主婦の方500名に月々の世帯収入、現在の貯金額、自由に使えるお金は月々いくらか、家族に内緒の「へそくり」の有無、夫婦で財布は別々なのか、お金が原因で離婚を考えたことはあるのか、などなどアンケートを実施しました。
早速ご紹介しましょう。
あなたの年齢を教えてください
ご回答いただいたのは500人の主婦の方となっており、もっとも多いのが「30代46.0%(230人)」、その次が「40代22.8%(114人)」で、「20代21.6%(108人)」と続いています。
専業主婦ですか?働いている主婦の方は月々の収入はいくらありますか?
「0円(専業主婦)37.4%(187人)」「1円~3万円未満14.0%(70人)」「3万円~5万円未満6.8%(34人)」「5万円~10万円未満16.0%(80人)」「10万円~15万円未満9.4%(47人)」「15万円~20万円未満8.2%(41人)」「20万円~30万円未満7.6%(38人)」「40万円~50万円未満0.2%(1人)」「60万円~70万円未満0.2%(1人)」「90万円~100万円未満0.2%(1人)」という結果になりました。
今回のアンケートでは、本人の収入が0円(専業主婦)という専業主婦の方が「37.4%(187人)」と、もっとも多くなっています。
次に多いのは「5万円~10万円未満」で16.0%(80人)、続いて多いのが、「1円~3万円未満14.0%(70人)」の主婦の方です。
また、30万円以上の収入がある主婦の方は、30万円以下の方と比較すると一気に少なくなります。
30万円という数字が働く主婦の上限月収としてハッキリとしたラインになりました。
月々の世帯収入はいくらですか?
「0円0.4%(2人)」「1円~5万円未満0.6%(3人)」「5万円~10万円未満0.4%(2人)」「10万円~15万円未満2.0%(10人)」「15万円~20万円未満4.8%(24人)」「20万円~30万円未満32.6%(163人)」「30万円~40万円未満27.4%(137人)」「40万円~50万円未満14.8%(74人)」「50万円~60万円未満6.2%(31人)」「60万円~70万円未満4.0%(20人)」「70万円~80万円未満0.6%(3人)」「80万円~90万円未満1.0%(5人)」「90万円~100万円未満0.4%(2人)」「100万円以上4.8%(24人)」という結果になりました。
「20万円~30万円未満」が32.6%(163人)と最多です。世帯収入として考えると、安心して生活している金額とは言いにくいのではないでしょうか。
現在のトータルの貯金額はいくらですか?(世帯で)
「0円2.2%(11人)」「5万円未満2.8%(14人)」「5万円以上10万円未満2.0%(10人)」「10万円以上20万円未満3.4%(17人)」「20万円以上30万円未満1.6%(8人)」「30万円以上50万円未満4.2%(21人)」「50万円以上100万円未満11.6%(58人)」「100万円以上200万円未満18.6%(93人)」「200万円以上300万円未満12.2%(61人)」「300万円以上400万円未満7.6%(38人)」「400万円以上500万円未満6.6%(33人)」「500万円以上600万円未満5.6%(28人)」「600万円以上700万円未満2.4%(12人)」「700万円以上800万円未満2.0%(10人)」「800万円以上900万円未満2.8%(14人)」「900万円以上1000万円未満1.4%(7人)」「1000万円以上13.0%(65人)」という結果になりました。
もっとも多いのが「100万円~200万円未満」の18.6%(93人)です。世代の年代や家族構成にもよりますが、世帯全体の貯金額としてはやや心許ないと言えそうです。
また、以下の3つの層は数値が近い結果となりました。
「1000万円以上」13.0%(65人)
「200万円以上300万円未満」12.2%(61人)
「50万円以上100万円未満」11.6%(58人)
「100万円~200万円未満」の次に多い層が「1000万円以上」というのも興味深いのではないでしょうか。
格差社会とはよく言いますが、お金・貯金という生活や金銭に直結する部分に数値になって表れている結果と言えるでしょう。
あなた(主婦の方本人)の自由に使えるお金は月々いくらくらいですか?
「0円5.8%(29人)」「5万円未満83.2%(416人)」「5万円以上10万円未満9.2%(46人)」「10万円以上20万円未満1.4%(7人)」「20万円以上30万円未満0.2%(1人)」「30万円以上40万円未満0.0%(0人)」「40万円以上50万円未満0.0%(0人)」「50万円以上0.2%(1人)」という結果になりました。
「5万円未満83.2%(416人)」という方が圧倒的に多いですね。
あくまでも5万円までの範囲ということなので、家庭の主婦が毎月自分のために自由に使えるお金としては妥当と考えることができそうです。
夫婦でお財布は別々ですか?
かなり僅差ですが、「いいえ」が多く50.8%(254人)となっています。
専業主婦が多かった時代なら家計を管理するのは主婦という世帯が多かったのでしょうが、現在はお財布の管理はそれぞれの世帯にそれぞれの考え方があると言えそうです。
家族に内緒の「へそくり」はありますか?ある方はいくらくらいですか?
「いえ、へそくりはありません61.6%(308人)」「5万円未満13.6%(68人)」「5万円以上10万円未満5.8%(29人)」「10万円以上20万円未満3.4%(17人)」「20万円以上30万円未満0.4%(2人)」「30万円以上50万円未満0.6%(3人)」「50万円以上14.6%(73人)」という結果になりました。
毎月自由に使えるお金が「5万円未満83.2%(416人)」という主婦が多いからか、家族に内緒のへそくりは行なっていない「いいえ、へそくりはありません」という方が61.6%(308人)ともっとも多くなっています。
しかし、次に多いのが「50万円以上」の14.6%(73人)なので、コツコツへそくりをしている主婦の方も実は少なくはなさそうです。
お金が原因で離婚を考えたことはありますか?
お金が原因で離婚を考えたことがある主婦は500人中77人(15.4%)と決して少なくない結果となりました。
離婚に至るまでの原因はお金のことだけではないでしょうが、夫婦関係に亀裂が入る原因として金銭問題はトップクラスに入ります。
主婦が夫の収入やお金の使い方、夫の借金など、「お金」に不満があることから離婚を考えるとしても決して不自然ではないでしょう。
もちろんこれは、夫から見た妻にも言えることです。
* * *
主婦のお金事情、いかがだったでしょうか。暗い要素ばかり取沙汰される昨今ですが、なんとか明るい話題を増やして、日々暮らしていきたいものですね。
<アンケート調査の概要>
アンケート方式:選択式のWEBアンケート
有効回答数:500
調査期間:2020年7月2日・3日の2日間