インターネットを見ていると、旅行や趣味に関する広告が自然に表示されることがあります。これは「Googleディスプレイネットワーク」(GDN)による仕組みです。
本記事では、スマートフォン(以下、スマホ)での利用を中心に、GDNの基本から表示される仕組み、そして日常で役立つ活用例までをやさしく解説します。

GDNとは何かを理解する
広告と聞くと「自分には関係ない」と感じる人もいらっしゃるかもしれません。しかし、スマホでニュースを読んでいる時や、料理レシピのサイトを見ている時、画面の途中や下に画像入りの広告が表示された経験はないでしょうか?
それこそが、Googleディスプレイネットワーク(GDN)による広告です。
「Googleディスプレイ広告」とはどういうものか
Googleが提供する広告の中には、検索結果のページに出てくる「文字だけの広告」もありますが、GDNはそれらとは違い、画像・動画・文字を組み合わせた、見た目が分かりやすい広告です。
GDNでは、Googleと提携している多数のウェブサイトやアプリに広告が表示されます。具体的には、次のような場面で目にすることがあります。
・スマホで天気予報のページを見ていると、画面の端に旅館の広告が出た
・ニュース記事を読んでいたら、健康食品の画像が差し込まれていた
・レシピ動画を再生していると、関連商品が紹介された
こうした広告は、いずれもGDNによって表示されています。

GDNの3つの特徴
GDNの特徴は、以下の3点です。
1.表示される場所が広い
Googleと提携しているウェブサイト・YouTube・アプリなど、非常に多くの場所に表示されます。
2.画像・動画を使って目を引く
写真や映像が使われるため、言葉だけよりも印象に残りやすくなっています。
3.興味・関心に応じた内容が出てくる
事前に検索した内容や、見ているページの種類に合わせて、自分に合った広告が選ばれます。
例えば「京都 温泉」と検索したあと、観光サイトやホテルの広告が表示された経験がある方も多いかもしれません。それがまさにGDNによる働きです。
GDNの主な種類を知る
「広告にはいろいろな種類がある」と聞くと、難しそうに感じるかもしれません。しかし、スマホで表示される広告は、実は見た目で大きく分けることができます。ここでは、GDNで使われる主な広告の種類と、それぞれの特徴についてやさしく説明します。
画像広告|写真つきでわかりやすく表示される形式
画像広告は、写真やイラストを使って情報を伝える広告です。例えば旅館の写真や、料理の盛り付け写真など、目に留まりやすいのが特徴です。
こうした広告は、ウェブサイトを見ている時に、ページの横や下に表示されることが多く、文字だけの広告よりも内容を直感的に理解できます。
動画広告|短い映像で印象に残る形式
最近では、数秒〜数十秒の短い映像で流れる広告も増えています。これは動画広告と呼ばれ、YouTubeやアプリ内の画面で目にすることが多くなっています。
映像と音声を使って説明されるため、商品の使い方やサービスの内容がより具体的に伝わるのが特徴です。動画を最後まで見てもらうことで、より強く印象づける効果があります。

テキスト広告|文章だけでシンプルに伝える形式
テキスト広告は、文字だけで構成された広告です。画像が使われないため目立ちはしませんが、情報を簡潔に伝えることができ、読みやすさが魅力です。
この形式は、データ通信量が少ない場所でも安定して表示されるため、通信環境が不安定な場面でも活用されています。
レスポンシブ広告|見る画面に合わせて自動で調整
レスポンシブ広告は、表示される場所や端末(スマホやパソコン)に応じて、自動でサイズやレイアウトが調整される広告です。
例えば同じ広告でも、スマホでは縦長に、パソコンでは横長に表示されるように作られています。見る人にとって自然に感じられるよう、画面に合わせて柔軟に変化するのが特長です。
最後に
Googleディスプレイ広告は、仕組みを知ると身近で役立つ存在に変わります。スマホで表示される広告も、無作為ではなく自分の関心に合わせて出ています。操作や仕組みを理解することで、単なる広告ではなく、暮らしの中で役立つ情報源として活用できます。
●監修/三鷹 れい(みたか れい|京都メディアライン・https://kyotomedialine.com FB)
プログラマー。中小企業のDX化など、デジタル分野での支援をしている。主な開発分野はバックエンド・フロントエンド・アプリ。その他、歴史などの人文系にも興味を持つ。











