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昨年“老後2,000万円問題”が話題となりましたが、今年、還暦を迎える人たちはどれくらいの備えができているのでしょうか? そこで、PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)が、今年還暦を迎える1960年生まれの人(以下、還暦人「かんれきびと」)2,000名にマネー事情から人生100年時代の備えに至るまで詳細な調査をしました。
隣の人の懐事情は、何かと気になるもの…。人生100年時代への準備も含めて、調査をもとにご紹介していきます。

■還暦人の貯蓄額は平均3,078万円、還暦人の65%が2,000万円未満

貯蓄や生活費について、還暦人に質問をしました。
全回答者(2,000名)に、現段階の貯蓄金額(配偶者がいる場合は夫婦2人分)を聞いたところ、「100万円未満」(20.8%)に最も多くの回答が集まったほか、「100~300万円未満」(11.6%)や「500~1,000万円未満」(12.0%)、「1,000~1,500万円未満」(11.9%)、「3,000~5,000万円未満」(9.9%)などに回答が集まり、平均額は3,078万円でした。また、昨年話題になった“老後2,000万円問題”に関し、貯蓄額が2,000万円に満たない還暦人の割合をみると、64.8%でした。
昨年の調査結果と比較すると、平均額は2019年2,956万円→2020年3,078万円と、122万円の上昇となりました。

■自由に使えるお金と今後の生活費は? 還暦人が考える“ゆとりある生活”には月平均28万8千円必要

全回答者(2,000名)に、生活費を除いて、自由に使えるお金(配偶者がいる場合は夫婦2人分)はひと月あたりいくらくらいあるかを聞いたところ、「5万円台」(23.5%)に最も多くの回答が集まり、平均額は56,356円でした。「5万円未満」の割合をみると、50.9%と半数を超えました。

また、これからの人生で、ひと月あたりに必要だと思う金額(配偶者がいる場合は夫婦2人分)について聞きました。
≪生活費として最低限必要な金額≫では、「20~24万円台」(26.6%)や「15~19万円台」(16.3%)に回答が集まり、平均額は199,710円でした。
他方、≪ゆとりのある生活を送るために必要な金額≫では、「30~34万円台」(27.9%)に最も多くの回答が集まったほか、「20~24万円台」(15.8%)や「25~29万円台」(11.8%)にも回答が集まり、平均額は288,399円でした。平均額を比較すると、生活費として最低限必要な金額(199,710円)と約9万円の開きがみられました。

■還暦人の消費 「健康維持」には月平均1万4千円、「趣味」には月平均1万8千円

全回答者(2,000名)に、普段の生活でかけているお金について質問しました。
健康維持のためにお金を使っているかを聞いたところ、「お金を使っている」という人は61.4%となりました。
健康維持にお金を使っている人(1,228名)に、ひと月あたり(自身1人分で)どのくらいの金額を健康維持に使っているかを聞いたところ、「10,000円~20,000円未満」(33.1%)に最も多くの回答が集まり、平均額は14,239円でした。
平均額を昨年の調査結果と比較すると、2019年12,809円→2020年14,239円と、1,430円上昇しました。

次に、趣味のためにお金を使っているかを聞いたところ、「お金を使っている」という人は70.0%となりました。
趣味にお金を使っている人(1,400名)に、ひと月あたり(自身1人分で)どのくらいの金額を趣味に使っているかを聞いたところ、「10,000円~20,000円未満」(29.6%)に最も多くの回答が集まり、平均額は17,896円でした。
平均額を昨年の調査結果と比較すると、2019年14,435円→2020年17,896円と、3,461円上昇しました。

■人生100年時代への備え TOP3「体力づくり」「健康診断受診」「貯蓄・資産運用」

還暦人は、これからの人生について、どのようなことに不安を感じているのでしょうか。
全回答者(2,000名)に、還暦以降(60歳以降)の人生で不安に思うことを聞いたところ、1位「身体能力の低下(体の病気や寝たきりなど)」(59.6%)、2位「判断能力の低下(認知症等脳の病気や車の運転など)」(44.0%)、3位「自分の介護」(41.6%)となりました。自身の健康面を心配している人が多いようです。以降、4位「収入の減少(60歳以降の雇用形態の変更など)」(41.4%)、5位「年金制度の崩壊」(37.2%)、6位「老後貧困・老後破産(老後の資金不安)」(32.9%)となりました。

では、還暦人は、これからの人生のために、普段の生活でどのような備えをしているのでしょうか。
最後に、全回答者(2,000名)に、人生100年時代への備えとして行っていることを聞いたところ、「体力づくり」(38.8%)と「健康診断の受診」(33.2%)が高くなりました。人生100年時代に少しでも長く健康的な日常生活を送れるよう、健康寿命を延ばすことを意識しているという人が多いのではないでしょうか。以降、「貯蓄・資産運用」(30.9%)、「食生活の見直し」(23.1%)、「家計の見直し」(19.9%)が続きました。

***

最後に、「日本の将来は明るいと思うか」を聞いたところ、「あてはまらない」と答えた人は81.8%にのぼりました。コロナ禍をはじめ、景気に対する不安や自然災害に対する不安など、日本の将来について、明るい見通しを持てず悲観的にとらえている人が多いようです。
その一方で、7割の還暦人が今後の人生に、夢や目標を持っているという前向きな結果も出ています。人生100年時代と言われる今、健康寿命を伸ばし、バランスよく生きていきたいですね。

「2020年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」
期間:2020年6月25日(木)~6月30日(火)の6日間
対象者:今年還暦を迎える1960年生まれの男女
実施方法:インターネットリサーチ
調査人数:2,000名の有効サンプルの集計結果
(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

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