陰謀の黒幕は一橋治済!?
I:さつまいもをほおばる一橋治済(演・生田斗真)が差し込まれ、庭先で、源内が書いたと思われる草稿が火にくべられている場面を見て、「お前かー」と叫んでしまいました。
A:このシーンによって、将軍家世子徳川家基「毒殺」から始まる一連の陰謀の黒幕が一橋治済であることが示唆されました。一橋家は8代将軍吉宗の四男徳川宗尹(むねただ)を始祖とする御三卿の一家。吉宗嫡男家重が9代将軍。吉宗次男の宗武が田安家、吉宗四男宗尹が一橋家、家重次男の重好が清水家ということになります。
I:田安家から白河藩松平家に養子となった松平定信、一橋治済はいずれも吉宗の孫になります。さて、「一橋家黒幕説」を採用したことで、今後、どういう流れになってくるのか、かなり注目ですよ。
【「源内牢死」の向こう側にあるもうひとつの物語。次ページに続きます】
