眼下に鉄路が眺められる 元国鉄マンが開いた鉄道居酒屋

新横浜機関区

店主の花島信之さん(70歳)が持つのは、1980年にSLの記念列車が根岸線を走ったときのトレインマーク。店内の鉄道グッズの中でもっとも大切なもののひとつ。
利用券を買い、注文をする。「ジンギスカン」や「北のカレー」など北海道にちなむメニューが並ぶ。入店時に500円の入場料が必要。

トレインマークを探して街に出れば、思わぬところに辿り着く。『新横浜機関区』は、鉄道好きが集う居酒屋だ。店主の花島信之さんは、元国鉄職員で「60歳になったときに、昔の仲間とまた集まれたら」と店を始めたという。

鉄道グッズがところ狭しと並ぶ店の窓を開ければ、眼下をJR根岸線の電車が行き交う。

「店をここに決めたのも、ときおり通る貨物列車を上から眺められるからなんです」(花島さん)

「根室ざんぎ」(唐揚げ)は、寝台特急「トワイライトエクスプレス」の器で供される。600円。

新横浜機関区
神奈川県横浜市中区吉田町10 齋藤ビル5階
電話:045・242・8050
営業時間:17時〜23時(最終注文22時30分)
定休日:日曜(祝日の場合、変更あり)
交通:JR根岸線関内駅より徒歩約3分

トレインマークに魅せられ刺繡で表現をする

鉄道クロスステッチ

クッションやタペストリー、帽子などにクロスステッチでトレインマークが描かれる。鉄板製などのトレインマークを布と糸で表現した隔たりが新鮮。

鉄道のトレインマークに魅せられた鞍田恵子さんは、クロスステッチという刺繍の手法で、名列車のマークを再現する。限られた数の布目に糸を通すのでデジタルのドット絵のようになり、味になる。

「細かく表現できないところを、どう省略や誇張して刺繍をするのか、そこが醍醐味です」(鞍田さん)

取材時は、黒岩保美が手がけた「はと」に取りかかっていた。国鉄に採用されなかった図案もすべて作るという。

黒岩保美がデザインした「はと」を作製中。ひとつ作るのに数週間かかることもある。刺繍の道具は手芸店で揃う。
編集者で鉄道手芸家の鞍田恵子さん。昨年『鉄道クロスステッチBOOK』(JTBパブリッシング)を上梓した。
鞍田さんのインスタグラム @shnf1111
撮影協力/『フィーカ』 インスタグラム @cafe_bar_fika

取材・文/宇野正樹 撮影/杉﨑行恭(新横浜機関区)、高橋昌嗣(クロスステッチ)

『サライ』2月号の特別付録は、鉄道開業150周年「名列車トレインマークトートバッグ」

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撮影/植野製作所 図版/日本海ファクトリー

※この記事は『サライ』本誌2022年2月号より転載しました。

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