新着記事

インカ帝国悲劇の舞台!ペルーの古都「カハマルカ」を歴史散歩する

文・写真/原田慶子(ペルー在住ライター)米CNNが「2018年に訪れるべき18の場所」の1つに選…

【日本ワイン生産者の肖像4】近藤良介さん(KONDOヴィンヤード)北海道・空知でジョージアの古式グベヴェヴリ製法に挑む

取材・文/鳥海美奈子そのワインには、スケール感がある。伸びやかで、ダイナミックで、香気が漂う…

【夕刊サライ/川合俊一】株を始めると時事ネタに強くなる、話題がデカくなる!(川合俊一の暮らし・家計コラム 第3回)

夕刊サライは本誌では読めないプレミアムエッセイを、月~金の毎夕17:00に更新しています。火…

唯一無二の音楽集団ピンク・マティーニが5年ぶりに来日公演@ブルーノート東京

20世紀のあらゆる時代や国のポピュラー・ソングを、ハリウッド映画黄金時代のジャズ・バンドを思…

サカナイフ|魚をさばくために生まれた特別なナイフ

魚の一尾ぐらいは手際よくおろせるようになりたい。そう思ってはみても、なかなか実践に踏み出せず…

知っていればちょっと威張れる!プロサッカー面白トリビア5連発

文/鈴木拓也いよいよ開幕した2018 FIFAワールドカップ ロシア大会。日本代表の…

【夕刊サライ/神取忍】毎日の心がけ、目線を上げて体を動かせば気持ちも前向きに!(神取忍の健康・スポーツコラム 第3回)

夕刊サライは本誌では読めないプレミアムエッセイを、月~金の毎夕17:00に更新しています。月…

ボルガ河クルーズ、ロシアの原風景を堪能する魅惑の船旅

文/印南敦史古くからヨーロッパ諸国と肩を並べ、日本の45倍もの国土を持つ「北の大国」として君…

災害時、愛するペットと避難するため用意しておくもの

6月18日の朝、大阪北部を震源とする最大震度6弱の地震が近畿地方一円を襲いました。事態は予断を許さな…

大人のデニムキャップ|経年変化が楽しめる落ち着いたデニムの帽子

デニムのキャップというと子ども用のイメージもあるが、本品は、年齢を重ねた大人にお薦めすべく、…

サライ最新号

ピックアップ記事

>>過去の記事へ

サライの通販

>>過去の記事へ

美味

この香りと痺れがたまらない!京都「長文屋」謹製の極上粉山椒 【京都うまいもん巡り第6回】

IMG_3748

長文屋謹製の「石臼挽粉山椒」(小 410円、大 770円)、「七味」(さじ売りで小匙5杯340円~、山椒多めなどは割増となる)※価格は税込み

文・写真/中村暁

京都人の山椒好きのことは前にも書いたが、私が知る限りで最高の粉山椒を扱っているのが、今回ご紹介する長文屋さんである。

北野天満宮一之鳥居門前の北野商店街で、永らく七味、一味、山椒の専門店として商いをされていたが、十数年前に北野白梅町近くに移転してきた。現在は三代目の宇野敏一さんと息子さんとでお店を切り盛りされている。

IMG_7908

PC238817

定番の七味の材料となるのは、山椒、麻の実、唐辛子、芥子、青海苔、黒胡麻、白胡麻、紫蘇という8種類の厳選したスパイス。それを目の前で、好みに応じて自分だけの辛さと風味に調合してくれる。

まず最初に辛さのグレードを決める。入る唐辛子の割合で、小辛、中辛、辛、大辛をチョイス。続いて「山椒多め」や「胡麻多め」などの好みを伝える。

麺類などには「山椒多めの中辛」、焼き鳥などには「山椒多めの大辛」がお勧め。二種類頼んで、いろんな食べ物に合ったのを自分で見付けるのも楽しい。

IMG_9586

IMG_6464

七味に使われるスパイスはどれも香り高く、店内にいるとその香りだけで食欲が湧いてくる。また目の前で調合する絶妙のさじ加減と、スパイスを交ぜる妙技を見るのも楽しい。

PC238810

もう一つここで外せないのが、「紀州産石臼引き山椒粉」。冒頭で伝えたとおり、私が知っている限りで最高の香りと痺れをもたらしてくれる山椒粉である。高野山西麓の特定農家産の極上ぶどう山椒を、丁寧に石臼で挽いたもので、まさに絶品と申し上げてよいものだ。

毎年5月中旬から10月下旬までは扱いがないのでご注意を。ただこれが無い時期でも、定番の「山椒粉」も十二分に香り高い。肉との相性もよく、第4回で紹介した「お肉の大川」の「黒毛和牛のてりやきご飯」なんかを食べるときには必須かもしれぬ。ぜひお試しいただきたい。

PC238813

京都滞在中に台所に立つことがあれば、料理の味を引き締めて大いなるアクセントをもたらしてくれる七味や山椒を備えておけば、来客にも「京都人らしくなった」と言われるかもしれない。

小さくとも大きな印象をもたらしてくれる、長文屋の七味と山椒は、食通の友人たちへのお土産にも最適。私も知人からは「また欲しい」と所望されることもしばしば。山椒好きなら是非立ち寄って欲しい名店である。

【長文屋】
■住所: 京都市北区北野下白梅町54-8
■電話・FAX: 075-467-0217
■営業時間 :  10:00~18:00
■定休日: 水曜、木曜日

文/中村 暁
日本文化プロデューサー。1955年、京都生まれ。伝統芸能をはじめ日本文化を様々な切り口からプロデュースする。日本の食文化についても興味が深く、素材を求めて生産者まで足を運び、自ら台所に立つことも多い。暮らしのスタイルは季節を感じて日本人らしくがモットー。

「京都うまいもん巡り」記事一覧はこちら

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

関連記事

  1. 旧帝大の優美な食堂で王道の洋食を!『京都大学 楽友会館』食堂【京…
  2. 口福感あふれる老舗の親子丼!京都・西陣『鳥岩楼』の親子丼【京都う…
  3. 早春の底冷えを癒すホットな一椀!京都「上七軒 ふた葉」のカレーう…
  4. 京都伝統の「ご飯の供」!『京くらま廣庭』の木の芽煮(きのめだき)…
  5. 牛肉好きにはたまらない弁当!京都『お肉の大川』の黒毛和牛のてりや…
PAGE TOP