夏日、真夏日、猛暑日――。今年の夏は、こうした言葉を何度、耳にすることになるのだろう。ちなみに、猛暑日とは最高気温が35℃以上の日を指す予報用語で、気象庁が2007年に定義した。新たな用語が必要になるほど、近年の気温の上昇は著しい。
それに伴い、衣料品にも吸汗・放熱性に優れた素材など、暑さをしのぐ機能性をもたせた製品が次々と登場。ビジネスマンのスーツでも、通気性に優れた素材を使用した、軽くてストレスを感じさせない仕立てのものが増えている。
そんな暑さ対応スーツの先駆けといえるのが、レナウンの紳士服ブランド『ダーバン』が展開する盛夏ライン「モンスーン」である。高温多湿なアジア型気候に対応する夏向けスーツとして販売がスタートしたのは、なんと、猛暑日の定義が定められる10年も前の1997年のことだ。誕生からすでに20年が経ち、多くのビジネスマンに認知されてきた「モンスーン」は、夏を経るごとに確実に進化を重ねている。
「モンスーン」が製品づくりで何より大切にしてきたのが、生地である。ウールや麻などの天然素材のみを用いて、日本の素材メーカーとオリジナルのスーツ地を開発。そして、紳士服ブランドとして1970年に誕生した『ダーバン』が蓄積した仕立てのノウハウにより、日本人の体にフィットする着心地とモダンなシルエットを両立させている。縫製はすべて、高度な技術をもつダーバン=レナウンの自社工場で行なっている。
さらに注目すべきは、今シーズンの製品から“商業水洗い対応”になったこと。これによってクリーニング店で水洗いを頼むことができるため、汗をしっかり洗い落として快適な着用感が得られるというわけだ(家庭の洗濯機は不可)。
そんな、進化し続ける「モンスーン」の清涼スーツを、さらに多くの人たちに知ってもらおうというデモンストレーション企画が、5月と6月(各3日間)に東京駅八重洲中央口のイベントスペースで開催される。「MONSOON BREEZE BOX TOWN」(モンスーン ブリーズ ボックス タウン)と名づけられた本イベントは、東京駅のイベントスペースに「モンスーン」の新製品試着ブースを設け、その快適な着心地と美しいシルエットを体感することができるというもの。
さらに、「モンスーン」ブレザーのモニター&プレゼントキャンペーンも実施。会場でアンケートに記入した人の中から抽選で200名に「モンスーン」ブレザーが当たるというもの。当選者には6月上旬頃にブレザーが届く予定だ。
そのほか、会場内には無料で靴磨きをしてくれる「シューケアブース」や、話題の衣類スチーマーでスーツの皺取りをしてくれる「ジャケットケアブース」も用意される。
通勤や出張などで東京駅を利用する際は、ぜひ「MONSOON BREEZE BOX TOWN」に足を運び、進化し続ける「モンスーン」の快適な着心地を確かめてみてはいかがだろう。
■「MONSOON BREEZE BOX TOWN」の概要
・開催期間/5月23日(火)〜25日(木)、6月6日(火)~8日(木)「
・開催時間/11:00~19:00
・開催場所/JR東京駅 八重洲中央口 イベントスペース
ダーバン http://www.durban.jp/
取材・文/堀けいこ