石川県の伝統工芸品、山中漆器。こちらはめん鉢と箸のセットで、木地師と塗師が丹精込めた逸品だ。山中漆器独特の「縦木取り」の手法が活かされた器である。縦木取りとは、輪切りにした材から木地を作る手法のこと。木材の歩留まりは悪いが、木の芯を避けて年輪に沿って挽くことで、薄くしても強度が保たれ、歪みにくい。塗りは欅の木目を際だたせる漆仕上げ。
たっぷり容量のある椀だが、軽いのが漆器の魅力。麺が食べやすい、八角箸とセットでお届けする。
【今日の逸品】
けやきの大きなめん鉢と箸セット
小原文平漆器店(日本)
15,660円(消費税8%込み)